アフィリエイトで成約率を高めるために意識している23の基礎
せっかく上位表示されてアクセスがあるのに、
肝心のアフィリエイトリンクがクリックされていない
成約率が高まらない
そんなサイトもあるかと思います。あなたのサイトに合わせて、できる限りのことをやっておきましょう。
▼目次
全体
どんなことでも全体像をチェックすることは大事ですね。
ということで、まずは細かいテクニック的な部分よりもサイト全体の雰囲気や読み易さからチェックしていきましょう。
ジャンルと雰囲気
- サイト全体の雰囲気
- 感覚的に捉えるもの
というような、パッと感覚的に分かるものでユーザに「あ、このサイト探している答えがないわ」と思われているなら、そりゃ読まれる前に即閉じされてしまいます。
例えば、美肌系のコンテンツで、背景色が黒で文字が赤、さらにヘッダーにウンコの画像があるとか。斬新かもしれませんが美容とはイメージが違いすぎって話です。
- オリジナリティを出す
- 発想が勘違いをしている
というのは全く別モノですので注意したいところです。
読みやすさ
↑の画像のような体裁だったらどうでしょう?さすがに読む気が失せますね。
0.5秒見ただけで「うわっ、読みずれーな!」ってサイト見たことありませんか?サイトの雰囲気やヘッダー画像などで、訪問者の求めるものとマッチングしていたとしても、例えば、
- 文字が小さすぎる
- 文字がギッシリ詰め込まれすぎている
- 文字と背景色が近い
- どう見ても見ずらくなる装飾
- 画像が全くない
なんてことになると、本当はユーザが求めているコンテンツがあったとしても、読まれる前に閉じられてしまいます。
この辺は、コンテンツの質どうこう以前の問題だと思いますので、初歩的なミスは避けたいところです。直帰率が高すぎると検索順位も落ちていくのは言うまでもありません。
あと、チェックは必ずPCとスマホの両方で行いましょう。
ファーストビュー
そしてファーストビューです。例えば、あなたが何らかのリアル店舗に入って、
- 「あれ?店間違えたわ」
- 「なんか不潔だなこの店」
とか思ったら店を出たくなりますよね。最初の数秒で勝負は決まりますので第一印象をビシっと決めましょう。
ヘッドコピー
ヘッドコピーで重要なのはやっぱりインパクトですね。
上図は賢威とLFMの例です。
- 具体性(数字)
- 斬新、予想外、ギャップ
- 共感
(例)宇宙が大嫌いだった私が1日たったの15分の訓練を2週間行っただけで木星を制圧した方法
(例)分かります。私も75歳まで童貞でした。ですが。。
というように、まず最初のつかみで訪問者に「え?マジか?そこまで言われると興味あるな」と思われるようなインパクトを与え、次へと読み進めてもらうようにしましょう。
問題提起
アフィリエイトで成約を取るということは、すなわち訪問者の悩みに最適な提案をするということです。
訪問者は何らかの問題を抱えているので、その問題をズバッと指摘しましょう。もしも自分が抱えている悩みや問題を最初にうまく指摘されたらしっかり読んでみたくなると思います。
例えばこの記事で言うならば、
「アクセスはあるのに成約が取れずに困っていませんか?」
みたいな感じですね。ただこれは、必ずしも疑問系にするということではなく、要は「最初の掴み」という意味なので、
- 問題
- 悩み
- 求めていること
などを簡潔に直撃するような訴求フレーズを伝えるのが重要です。アクセス解析をしっかり見つめればボロボロ出てきますね。
目次
コンテンツの先頭付近に、目次をつけておけば、最初のコピーの時点では「あれ?違うな」と思われても、興味がある見出しだけは読んでもらえる可能性が出てきます。
そこで訪問者の心を鷲掴みにできれば、その後もどんどん読み進めてもらえるかもしれませんし、戻って読んでくれるかもしれません。
そして結果的にアフィリリンクをクリックしてもらい成約率も高まります。
大前提
さて、読んでもらえるように魅力的なファーストビューが作れたら、次はいよいよコンテンツといきたところですが、その前に、大前提となることを書きます。
キーワードとコンテンツのマッチング
ファーストビューという第一関門をクリアして、訪問者が「お、このサイトには求めているものがありそうだ!」と思ってもらえても、コンテンツそのものが検索キーワードとズレていると「あれ?何か私の求めている情報とは違うなぁ」となり、当然のように離脱されてしまします。
⇒検索ユーザの気持ちを考えキーワードとコンテンツをマッチングさせるには?
ただ、100%の精度で訪問者を捕らえるってのは難しいですが、それでも、ユーザに寄り添っていく努力をするのとしないのとでは、成約率に圧倒的な差が生まれるのは間違いありません。
徹底的な商品リサーチ
はい。商品知識のない営業マンにモノが売れるかというと、厳しいですよね。信頼できないものね。誠実さも感じられません。
要するに、訪問者から「このサイトは薄っぺらいなぁ。本当にこの商品に詳しいの?俺の方が知識あるわ」などと思われてしまうようでは成約は発生しません。
そもそも、そんなサイトは訪問者からしたら無価値です。直帰されるでしょう。なので、貴方が紹介する商品やサービスについて、訪問者を圧倒的に凌駕する知識があるというのは大前提です。
それはコンテンツに自然と表れますからね。
コンテンツ
では、いよいよコンテンツの確認です。
差別化
- 「あ、またこーゆーサイトか?」⇒離脱
- 「さっきのサイトと書いてること同じだな」⇒離脱
となってしまうのは自然の摂理です。
- ライバルが書いていない情報を載せる
- ライバルとは異なる伝え方をする
- ライバルより分かりやすく伝える
というように、差別化は必須です。
差別化されていないコンテンツは無価値です。もっというと、ライバルよりもショボイってのも無価値です。「価値の提供」ってのはライバルサイトを超えた部分にあります。
例えば、引き算をしてみましょう。
「あなたのサイトの魅力」-「ライバルサイトの魅力」=
これの答えがゼロ未満ではマズイわけです。
ただ、今「魅力」と書きましたが、これは数値化できるものではありません。けど少なくとも、あなたの中で
- コンテンツがライバルに負けているなぁ
- 何のオリジナリティもないサイトだなぁ
と自分で思っているようでは、成約を取るのも難しくなってくると思います。
なので、ライバルサイトと比較してみて、自分の運営しているサイトが「他にない価値」を提供できているかどうか?しっかり確認してあなただけのオリジナリティを出せるよう工夫しましょう。
⇒アフィリエイトでコンテンツを差別化する基本2つとメリット3つ
ベネフィット
ベネフィットを伝えるってのは有名ですね。ベネフィットってのは簡単に言うと「商品そのもの」ではなく「商品を購入してから得られるメリット」のことです。つまり、
- その商品を使うとどうなるのか?
- そのサービスに申し込むとどうなるのか?
人は商品そのものにお金を払うのではありません。
例えば、3500円の美白クリームが販売されていたとします。その3500円というのは美白クリームという商品に対して払っているのではなく、「美白になること」に払われるわけです。
もっと言うと、ユーザがお金を払うのは「悩みの解決策」に対してです。
もう一つ飛躍させた例を出すと、「オシャレでモテそうな服」を買う男性は、服そのものに金を払っているのではく「女の子とイイ思いができるという可能性」にお金を払っているのです。
ハイ!今の例をもっとストレートに言いますよ!
「オシャレでモテそうな服」を買う男性は、服に金を払っているわけではなく、「女の子とセ○○スできる可能性を高めること」にお金を払っているんですね。
商品のレベルというのは、その商品がもたらす恩恵のレベルとも言えます。しっかりとベネフィットを伝えましょう。
使用方法まで書く
これはアフィリエイと歴が短い人はほどやっていない人が多いんですが(手抜き?)、ちゃんとやれば成約率アップしますよ。その商品の使用方法まで載せるというのは、
- 具体的なイメージを沸かせる
- 信頼度を上げる
という効果があります。
ユーザに「実際に使っているんだな」と思ってもらえるのと、そうでないのとでは信頼度にかなり差が出ると思います。
「人が実際に使用している」ということはそのまま安心感にもつながります。
あと、実はコレ成約率を上げるだけじゃなく、承認率を上げることにもつながります。
プログラムによっては、成約後のユーザの特定のアクションが承認条件となっているものもありますので。FXの口座開設とかはその代表的なものですね。
例えば上図のような案件があります。書いてあるとおり、初回取引がされないと承認されないので、取引を行うまでの手順とかを間単に教えてあげるんですね。
そこまでしてあげることによって承認条件をクリアしやすくなるわけです。
だから、
- 商品ならば購入後の簡単な使用方法を伝える
- サービスならば申込み後の簡単な使用方法を伝える
ということは、できる限りした方がよいでしょう。
⇒アフィリエイトの承認率が低い時の5つの具体的な対処法+2α
不安の払拭
これがクッソ重要です。マジで重要です。
ルレアを持ってる人は、ミドルレンジ戦略のコンテンツ作成の項目を暗記するほど読んでいただければと思いますが、不安が残っていたり、納得していない状態ではユーザはアクションしません。
つまり離脱です。
その商品、あるいはサービスを購入するために乗り超えなければならない不安を取り除いてあげれば、あとはアフィリリンクをそっと置いておくだけでいいんです。
こういう部分でも、やはり徹底リサーチをしているかどうかで差が出ます。
ある悩みの解決法を探しているユーザは、その商品やサービスを購入するうえでどんな不安を持っているのか?
具体的にイメージしてください。あなたの大切な人が何かを買おうとしている時に抱えている不安に感情移入してください。そういう立場になり、その不安に対して誠実に向き合いましょう。
「大丈夫大丈夫!安全安全!」とか適当なこと書いてると見透かされますよ。
口コミ・体験談
ネトビジュの記事を読んで勉強したらたったの2週間でアフィリエイト収入が月1000万達成したうえに人生ではじめての彼氏ができました!もうこのブログはブックマークからはずせませんね(笑)
私がネトビジュ治療法を知ったのは、たしか2014年の5月からです。その治療法を実践したら、なんと50年間も治らなかった痔が2分で治り、幸運に見舞われています。何故か知りませんがモテるようになりました。
ネトビジュの合コンテクニック教本を読んで以来、合コンの度に女の子をお持ち帰りしています。正直もう体がもちませんね(笑)やめられませんとめられません。僕のあそこに暴発はあっても不発なし。
ネトビジュの宇宙開拓ノウハウを知ってから、木星を制圧することができました。
次は火星を制圧する予定です。
といったように、第三者の口コミや体験談を書くことで、信憑性を高める手法です。
で、問題はどこで口コミをどうやって書くかです。体験談や口コミを載せているサイトは検索すればたくさん見つかりますが、コピペはもちろんのこと、リライトも推奨しません。
ここはお金をケチらず外注さんに書いていただきましょう。
あと、初心者は売りたい気持ちが先行して良い口コミだけを載せがちですが、それはNGです。それをやると
- サイトの信用度が落ちる
- 他サイトへ別の体験談を探しに離脱してしまう
という事態が起きます。分かりますか?
ユーザはマイナス面も知りたいのです。あなたのサイトでアフィリエイトリンクを踏んでもらうためには、あなたのサイトで全て完結させる必要があるとういことです。
解決されない不安や疑問点があれば他のサイトに旅立たれてしまいますからね。
広告主のセールスレターに載っている体験談は、基本的には良いことが書かれているので、悪い評判もしっかりまとめて伝えてあげましょう。
ブレット
ブレットでは、商品やサービスが与えられる下記の概念に関するようなベネフィットを全て書き出します。
- お金
- 時間
- 労力
- 社会性
- 快適度
- 方法
- 結果
箇条書きだけの場合もありますが、見出し+文章のパターンの方が多い気がしますね。
上図はルレアとLFMの例です。
これも販売ページに書かれていることが多いですが、アフィリエイター目線や、集客キーワードに応じて、販売ページとは異なる訴求もできますので、しっかり伝えていきましょう。
デメリットの提示
今までに述べたことは、広告主の販売ページでも書かれていることが多いので、アフィリエイターが何も知恵を振り絞らずに誘導ページに書くと、重複してしまうこともあります。
ただし、デメリット部分については、広告主のページでは書かれていないことが多いので、しっかりアフィリエイターが伝えてあげる必要があります。
売り手(私達アフィリエイター)の一方的な押しだけではアウトです。買い手(訪問者)が知りたいことって何でしょう。
商品の効果や効能ももちろん知りたいことの一つですが、悪い部分も知りたいはずです。
- こういうデメリットもあります
- こんな人には効果が出にくいです
- こんな人にはオススメできません
というような、デメリットも提示するからこそ、信頼も上がりますし、決断もしやすくなります。「この商品は絶対に誰にでもオススメできますよ!」なんて言われて信用できるでしょうか。無理ですよね。
クロージング
必要な内容を訪問者に伝えたら、最後の締めのクロージングに取り掛かります。まだちょっと迷いが消えない訪問者の背中をそっと押してあげるのです。
期間
- XX月XX日までならトライアルセットが半額!
- 今なら送料無料!
情報商材のセールスレターには、よく赤字でカウントダウンタイマーがあったりしますよね。あれも一つのノウハウです。個人的にはあまり好きではありませんが。
ただ、上記のような期間限定のアピールポイントが商品にあったら、それをユーザに教えてあげるのも一つの親切になると思いますので、是非ともアフィリリンクの直前くらいにでも書いておきましょう。
希少性
特典DVDがつくのは残り30個までです!
数量を限定して特典を付与するってのはよくある手法ですね。もしかしたら「残りXX個まで」って書いておきながら、永遠にそれが変わらないってのもあるかもしれませんが、販売元を信じるしかないです。
保証
- 返金保証あり
- XX日で効果が実感できなければ返金します
返金保証がついている商品ならば、それはやっぱりアピールすべきでしょう。
ただここで一つ考えてください。「ユーザが不安に感じることには答えてあげる」ということは上述しましたが、返金保証って本当にしてくれるのか不安じゃないですか??その辺の部分も説明してあげる方が親切ですね。
私の場合、実際に広告主に電話して具体的な返品の手順を聞いたりします。
そして、その返品方法や条件、注意点などを提示してあげれば、ユーザも安心感が高まりますよね。
注意点
では、注意点です。
せっかく上位表示させてアクセスがあるのに成約が取れていない場合、キーワードとコンテンツの問題が多いですが、それができていたいとしても、致命的に信頼を失うようなことをしている方もまれにいらっしゃいます。
押し売り・煽り過ぎ
煽りすぎは個人的にすげー嫌いです。
- マジ絶対に超オススメっすよ!
- これ今買わないと絶対に後悔しますよ?
みたいなね。そりゃ萎えますわ。
公式サイトと同内容は増やさない
多少は販売ページと内容がかぶってしまう部分もあるかとは思いますが、 販売ページと同じようなことがたくさん書かれていても意味はありません。
私達アフィリエイターがやるべきことは、キーワードに最適化されたコンテンツを伝えることです。それはつまり、キーワードによって伝えるべき内容は確実に変わってくるということです。
ということは、その紹介する商品やサービスに対しての、自分の見解や考え方を示すということです。
そこには自然とオリジナリティが含まれるはずで、公式サイトと同じ訴求をするなんてことはないはずですので、あなたならではのコンテンツをしっかり作りましょう。
応用
手法は色々と組み合わせていくことができます。
応用ってほどでもなく成約率アップという意味では基本的なことだと思います。
ランキングサイトと組み合わせる
アフィリエイトサイトの定番とも言えるランキング形式のサイトですが、 どのように作ってますか?
もちろん何が正しいなんてことはないので、いきなりランキングを載せても良いんですけど、今回記事で書いているような基本的なことを出して、それからランキングを提示することだって可能です。
その逆も然りで、ランキングや比較を提示した後に、オススメ商品の訴求を開始するってことをしたっていいんですね。
下図は一つのパターンの例です。
1位の商品を全力で訴求するために、2位以下の商品を引き立て役として使う場合などは、色々なやり方が生み出し易いと思います。
この辺ももちろんキーワードによって変わってきますし、あなたの得意な方法というものも存在するでしょう。
試してみて成約率を高まるってことは往々にしてあることなので、是非とも果敢にチャレンジしていってみてください。
手順の中に組み込む
私はこの「手順」の中にアフィリエイトを含ませるという手法を取ったりもします^^;
例えば、宇宙船をアフィリエイトするとして、「太陽を冷却化するために必須の6つの手順」というページを作ります。ここで、
①体力を鍛える
②コンビにに行く
③氷を買う
④宇宙船を買う(←ここでアフィリエイト)
⑤発進する
⑥太陽に氷をぶっかけて冷却する
というような流れを作ったとします。そして、この流れの中のいくつかの箇所に、今回記事で取り上げたようなことを自然と溶け込ませるんですね。
そうすることによって読み手は、セールスを仕掛けられているという不快感を覚えずに商品の訴求をされているというわけです(たぶん)。
まとめ
長々と書きましたがまとめます。
柔軟性
成約率を高める方法について長々と書きましたが、これを全て取り入れろってわけではありません。何度も書いてますが訴求の方法なんてのは、
- ジャンル
- プログラム(商品・サービス)
- キーワード
によっても変わってきます。
なので、取り入れた方がよいものは取り入れるという柔軟な思考を持ってください。
あなたがアフィリリンクを置いてるページと、この記事を照らし合わせてみて、採用できそうなものは取り入れるという考え方です。
ASPアフィリエイトはアドセンスと違い、広告主のページに全力で誘導していいんです。せっかく飛んでもらうからには、少しでも購買意欲を高めてからの方がよいですよね。
そして、そうやって成約率を高めるために、今回の記事で書いているようなテクニックを取り込んでいくわけですね。
テストで確認
最終的に何がよいのか?というのはやってみないと分かりません。
アフィリエイト初心者や稼げていない方に限っては「どのジャンルでも共通して使えるベストな方法」のようなものを求めてしまっている傾向があります。
しかし、そんなものは誰だってわからないんです。プロだってA/Bテストや多変量テストを繰り返して売上の最大化を目指しているんですね。
だから、あなたがアフィリエイトリンクを置く本気ページも、成約率を高めるために自分で最適化していかなければなりません。
そのためにはテストという作業が必須です。
とても地味で面倒な作業ではありますが、そういう部分にこそ稼ぎを加速させる真髄のようなものが含まれているんですね。
ボチボチと成果が出始めてきた自分のサイトを見つめ直す意味で色々アフィ系サイトを回って偶然見たページでしたが、すんげぇ参考になりました。
とても重要な内容だと改めて考えるきっかけになりました。
感謝いたします。