努力は報われない?質や量より方向性の判断が大事など9点
このブログはキレイゴトは言う気はないのですが、「お金儲け」という「作業」をする以上、努力は不可欠です。ただ、月収100万円を超える人がいる中、月収5000円も突破できない人がいるので、これは努力の差なのでしょうか。
▼目次
努力は報われない派
- 大学受験に失敗した人
- 会社で頑張っても成果が出ない人
- 好きな人に頑張ってアタックしても失恋する人
上記のような方々は、「努力は報われる」「努力は裏切らない」などの言葉に嫌悪感を抱いている人が多いですよね。
ただ、最初に言っておきたいのは、単純に努力の量が足りなかっただけの可能性があるということ。ネットビジネスでもそうですが、最初の段階では誰だって方向性が分からないので、とにかく努力の量が必要です。
定義するならば、「誰だってこのくらいはやっているという最低限の量」です。あなたがもしも「努力が報われない」と嘆くなら、それはただ単順に量が足りないだけってこともあるわけです。ここで、
「いや、俺は頑張ってる!遊ぶ時間も我慢して、睡眠時間も削ってるんだ!それでも報われない!」
と言いたい方もいると思いますが、この努力の量というのは、他人からしたら見えないものだったりします。相対的というか。
- ①睡眠時間を5時間に削ってる人
- ②睡眠時間を3時間に削ってる人
- ①娯楽を少しだけ我慢してる人
- ②あらゆる娯楽を我慢してる人
上記でいうと、①か②だったら、もちろん②の人の方が作業量をこなしています。もしもあなたが①の場合、それは相対的に見て、センスとか才能以前に、努力の量が少ないと言えるのですね。
それはつまり、努力が報われる確率を自分で下げているということです。
努力は報われる派
- 一流大学に入った人
- どんどん出世していく人
- 好きな異性と付き合える人
上記のような人間は、おそらく「頑張れば何でもできる」つまり「努力は報われる」と思ってるはずです。
努力が報われている人の絶対的な特徴として挙げられることは、「成果を出したいこと」について考えている時間が圧倒的に長いということです(恋愛は別)。
これは、作業の量や質という話ではなく、もっと根本の、
- 取り組み方
- 姿勢
- 抱えているリスク
などの問題です。やっぱり、その成果を出したいことについて、本気で向き合って、常に「どうすればいいか?」ってのを考えてる人間は強いです。
一方で、結果についてどうでもよく思っていたり、最低限のことだけすればいいんでしょ?という姿勢の人は失敗しやすいですね^^;
私のように「もう会社の給料なんてなくてもいいよ。副業で給料の3倍以上稼いでるし」みたいな思考の人間は、会社の仕事に関して全然上手になりません。無能社員です。
補足:恋愛は別
「恋愛」というジャンルは「勉強」や「仕事」とは種類がだいぶ異なります。上記で、「成果を出したいこと」について考えてる時間が長い人間が成功するということを書きましたが、恋愛には全くあてはまりません。
相性などもありますし、ターゲットを選定してる時点でしくじっていたら、どれほど頑張っても無駄だからです。
特に、若い人の恋愛の場合、思い込みや勘違いの要素も強いはずなので、あなただけが「この子とは気が合う!」とか思っていても、相手の好みにマッチングしていない場合には、どんなに頑張っても全てが無駄になることもあるでしょう(それも青春ってことで^^;)。
1日中好きな人のことを考えるだけで恋愛が成就するなら、中学生の恋はみんな成就しちゃいますよねw
全力を出す、出さないなどはあまり関係のないジャンルなだけに理不尽な結果が多いでしょうね。
このブログは恋愛テクニックを公開するブログではないので、この辺でやめておきましょう。 ちなみに私は恋愛系ジャンルのアフィリサイトをいくつか運営してます。
自分で言うのもなんですが、内容はカナリ濃いですよ。Nanapiとかスゴレンなんかにはコンテンツの質として絶対に負けない自信があります。話がそれましたね。
努力アピールは必要ない
「背水の陣」という言葉がありますが、例えばツイッターとかフェイスブックなどで友人たちに「これからいついつまでに○○する!」とか公言しても背水の陣にはならないと思います。そんな手段で自分を追い込んで、目標を達成させている人ってあんまり見たことがありません。
何故なら、これは背水の陣でもなんでもなく、ただの努力アピール(これから努力するよアピール)だからです。 言い方を変えるならば、
- かっこつけ
- 自己陶酔
- お願い頑張ってるボクを認めて
という感じです。「頑張ってる俺かっけー」的なね。いや、だせーよって。黙って裏で努力しとけよって思いますけど。
で、そうなると、その努力アピールをすることが目的となっていて、その時点でソイツのやりたいことは達成されてしまっているので、その後本気で頑張らないと思うんですよね。どうでしょう。
「夏までに絶対に5kg痩せる!」とかツイッターで宣言してる奴より、いきなりスポーツジムの会員になって金も払ってトレーナーと計画を立ててる奴の方がダイエットも成功するんじゃないですか。どうでしょうかね。
わたくしごとですが
「アフィリエイト知識ゼロから月収30万円を稼ぐ初心者講座」でも書いてますが、私は最初に月収30万円稼ぐという目標を自分に課しました。それを誰かにアピールしていませんが、普通に達成できました。
意気込みをアピールすること自体が悪いこととは思いませんが、アピールすることで満足してしまってる人(ポージング?)って多いような気がします。
その後ちゃんと継続的に努力はできるの?っていう。ダイエット宣言とか禁煙宣言とか、その宣言するだけで満足してませんかね?
誰かに頑張りますアピールするよりは、コルクボード買ってきて、目標を書き込んだ付箋をペタペタと張り付けておいた方がよいんじゃないかと思います。
段取り・方向性の時点で勝敗が決まる?
努力の量や質の前に、どういう方向にエネルギーを割くかってのは絶対に大事ですよね。
- 計画
- 段取り
- リサーチ
- 相手(市場)の好み
- どのように実行していくか
ネットビジネスで言うなら「需要のチェック」をせずに、ひたすら何かの商品を売ろうとしても、その努力は徒労に終わるかもしれません。
アフィリエイトという分野についていると、「商品選定の基本!ASPで得意ジャンルの広告や報酬をチェック!」でも書いてますが、売れない商品にどれほど力を注いでも売れないわけです。
また恋愛の例えで申し訳ないですが
ビジネスよりも恋愛の方が一般的に分かりやすいと思いますので、恋愛でいうと、
口説きたい異性の好みをチェック・リサーチせずに努力するよりも、相手の好み・嗜好・趣味などを調査してからアプローチをかける方が成功率が上がるわけです。
デートに誘ってOKをもらえるかどうかなんてのも特にそうですね。自分視点で考えていたらNGかもしれないことでも、相手視点で考えればうまいこと連れ出すことも可能になってくるわけですし。
というか、その辺を考慮しないと、
あなたの努力はただの迷惑行為にすらなります。「あなたのためを思ってこんなに頑張ったのに…」なんて言ったところで、相手が迷惑に思ってるなら、それはただのストーカー行為と同じですし。メンヘラ怖ぇっすな。
サイトアフィリでいうところの、キーワードとコンテンツのマッチングです。 「押し付け」という考えでは、どんな努力も実らないし報われないでしょう。
相手の興味を無視して、自分の好きな話ばかりしてる人間が最終的にウザがられるのと同じです。
これが努力の方向性ってやつですね。具体的に言うと「どこに力を入れるか」ってことです。仕事の優先順位の決定とも似ていると思います。
効率は無駄の繰り返しから生まれる
- 検証
- データ取得
- どうすると成功するのか
- どうすると失敗するのか
努力に関して、いきなり効率を追求するのは無理です(断言)。いきなり効率を追求する人は、まず報われません。
上記のようなことは、最低限の量をこなしたうえでやっと見えてきます。その結果の集合体から、やっと「これは無駄だな」とか「これは意味があるな」ということが分かり、効率が生まれます。
お金儲けの世界では、この下積みみたいな作業を飛ばして、いきなり効率を追及する人がいるようですが、絶対に無理です。今現在月収100万円以上稼いでいる人でも、最初はひたすら作業をして、「何が重要なのか」というデータを自分の肉体に吸収しているんですね。
受験勉強とか仕事でも同じだと思います。
「小規模サイトの量産と大型パワーブログはどちらが効率よく稼げる?」の記事でも近いことは書いてますが、「自分に合った効率の良い方法」というのは、ある程度の無駄なことを繰り返したうえで生まれるものだと思います。
「無駄だった」と判断する基準を作っておく
やっぱり期間を決めるってのは大事です。 ただ、短すぎるのはアウトです。ダイエットだろうと、ネットビジネスだろうと、どんなジャンルの努力だろうと、最低でも半年は見積もった方がよいでしょう。難関なジャンルならば2~5年くらいです。
株とかFXの世界では「損切り」「ロスカット」という概念が存在しますが、金銭的な意味での損切りではなく、「努力した時間」に対しての損切りです。
あなたが達成したいと思ってることへ真剣に取り組んで、そのうえで
- どれくらいの期間で
- どのような目標を達せいしたいのか
ということを決めます。
そのうえで、その、自分が決めた期間で、最大限に努力して達成できなかったら、それはもう厳しいですが「努力が報われなかった」とみなすしかないかもしれません。
これを決めておかないと、ズルズルと無駄な努力を続けていしまうこともあるかもしれないので、貴重な時間を無駄にしないためにも、期間は決めておいた方がよいでしょう。
スラムダンクの安西先生の名言で「あきらめたらそこで試合終了ですよ」ってのがありますが、どこで諦めるかを決めることも必要です。期間・期限を設けない努力には、そもそも「どこで諦めるのか?」っていう判断も曖昧になっちゃいますよね。
ネットビジネス・アフィリエイトでいうならば「1年以内に月収○○円を達成できなかったら辞める!」とか。その方が自分に火もつくと思います。ただ、繰り返しますが、最低でも半年です。三ヶ月とかのスパンで見限ってしまうのは短すぎると思いますし、もったいないです。
「最善を尽くしたから悔いはない」とか言わない
正直に言いますと私は「最善を尽くしたよな」「俺達はやれるだけのことをやった」みたいなフレーズが大嫌いです。
この言葉自体が、あらゆる努力を否定して、ただ自分の傷をなめてるだけで、慰めるだけで、自分をダメにするようにすら思えます。というのも、悪い癖が染み付きそうだからです。
仕事でもそうですが、「一生懸命頑張ったけどダメでした」が通ってしまったら、誰も真剣になりません。結果主義を推奨するわけではないのですが、
- 結果は結果で大事です
- 過程も過程で大事です(過程がないと反省・検証ができません)
ただ、「結果を出す」「成果を出す」というのは、ものすごい本気で考えないといけないことで、最初から言い訳を考えていたら、それはもう失敗フラグ全開でしょう。最善を尽くすことが凄いわけでもないし。
お金儲けの努力
お金儲けの世界でも、当たり前ですが努力は必要です。「「アフィリエイトで小遣い稼ぎ」という考え方は厳禁!」でも書いてますが、「片手間」とかで稼げるほど甘い世界ではありません。
重要なのは順序です。失敗から開始されるという順序です。
スポーツでも音楽でもそうですが、最初から上手にできる人なんていません。最初は誰だって何度も失敗します。
努力が報われるためにどうすればいいのかを考えることはもちろん重要なのですが、その「どういう方向性で努力すればいいのか?」を知るためには、最低限の作業量や頑張りが必要です。
そして、その「失敗する」ということも作業量の中に当たり前に含まれるのです。
近年は「さとり世代」とか「効率厨」という言葉もあるとおり、とにかく効率や合理性だけを追求する人が多いのですが、ビジネス、恋愛、ダイエット、どんなジャンルでも、最初からいきなり失敗ゼロで成功しちゃう人なんて0.00618%くらいしかいないんじゃないかと思うわけです。
重要なのは、最初のステップでは失敗する覚悟を持つということです。最初は努力が無駄になるという覚悟を持つこととも言えます(結果的に無駄にはならないのですが)。
この「最初の段階」で、報われる、報われないなどと話したところで、、、って感じです。そりゃ失敗するだろって。
まとめ
一応このブログは、「会社の給料だけでは今の時代的に将来危ないので副業アフィリエイトでリスク分散して、別の収入源を作っておこう!」っていうライトビジネスなブログですが、この記事は、アフィリエイター以外に向けても書いています。
なので、タイトルのとおりですが、努力が報われないとか、報われるとか、「俺、頑張ってるのに意味あるのかなぁ」とか思った時にでも、また読んでいただけると幸いでございます。
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