アフィリエイト報酬の継続性を考えてリスク分散するためには?
アフィリエイトに限らず、どんなビジネスでも一時的に終わってしまっては意味がありません。では、報酬・収入を継続させるためにはどのようにすればよいのか?
▼目次
まだ初報酬があがってない時
リスク分散を考える前に、まだ初報酬が上がっていない場合や、月1万円も稼げていない場合について。
まだ報酬があがってない時は、とにかく初報酬をあげることが目的になっていると思います。
それはそれでもちろん誰もが通る道なので、たとえ100円でも500円でも、まずは稼ぐという感覚や、アフィリエイトで稼げるという実感を得ることが重要だと思います。
なので、まだ初報酬もないならば、長期的かつ継続的な収入を考えるよりは、小さな金額でもいいので、1件でも成約をあげることを目指した方がよいでしょう。
この時点ではリスク分散とかはまだ考えなくてもよいですね。
月10万くらいからは報酬の継続性も考えていく
月10万じゃなくてもよいのですが、月3万円くらいからでもよいかな。
ある程度の報酬が得られるようになったならば、次は、その報酬をどうやって長期的に継続させるかを考えていきましょう。
だって、いつもいつも単発報酬で終わってしまって、例えば、月5万の報酬になったけど、しばらくするとすぐに消えてしまう。そしてまた月5万の報酬を作る。なんてことになったら、
それはもはやアルバイトと似たようなただの労働収入なので、いつまで経っても報酬が積み上がっていかないですよね。
アフィリエイトの魅力は、やればやるだけ稼ぎがアップしていくことなんだから、その利点を生かしていかなくてはなりません。
⇒2chで「アフィリエイトするならバイトの方が稼げる」という意見が
アフィリエイト報酬が減る3つの原因
- その商品の売れる時期(季節)が過ぎた
- 広告主の撤退
- サイトがペナルティを受けて消し飛んだ
アフィリエイト報酬が減る原因は大きく分けると上記の3つです。
あとは、「特別単価の解除」などもありますが、それは置いときます。ちなみに特単解除は私やられたことあります^^;これ、結構収入減ります。。
その商品の売れる時期(季節)が過ぎた
商品やサービスの中には、1年を通して需要が絶えないものもありますが、特定の季節に限定して跳ね上がるものもあります。
- カニ……冬
- 引っ越し……春
などですね。
もっと限定すると、例えばクリスマスケーキのアフィリエイトをするならば、12月24日、25日くらいまでは需要があると思いますが、12月26日以降は一気にゼロに近くなるほど激減すると思います。
たから、もしもあなたがクリスマスケーキのアフィリエイトをしていて、12月初旬から25日まではガンガン成約が取れていたとしても、それ以降は取れなくなる(=報酬がなくなる)ってのは自然なことです。
ただ、このような特定の時期に成約が跳ね上がる案件を攻めるのが悪いことではありません。
このケースの場合、「継続性」を月単位で見るならば旬な時期以外は報酬が減少するかもしれませんが、年単位で見るならばあまり変わらないでしょう。
各月、各季節だけに売れる商品やサービスに特化してアフィリエイトをするってのもありだとは思います。
月ベースで見ると収入にはバラつきがあっても、年ベースで見ると安定して1000万は超えるとかね。この辺は戦略次第です。
広告主の撤退
アフィリエイターは広告主への協力者の立場なので、広告主が広告費をカットしてしまうと、稼ぐことができなくなります。
ただ、同じジャンルで類似商品、類似サービスってのは探せばたいていあるものなので、比較やランキングサイトとか、商品の代替えが利くサイトならば、ある商品の広告主がアフィリエイトビジネスから撤退しても、類似商品に広告を切り替えればよいので、ダメージはあまりありません。
問題なのは、商標キーワードを使っているサイトです。
もろにサイト名などで商品の名前を使い、その商品だけに特化したサイトの場合、広告主に撤退されると大損害を被ります。
だから私は商標はやってません。SEOも面倒だし。
ただそれでも、新商品なんてゴミのようにたくさん出てくるので、自分の手法としてあくまでも商標で攻めるというならば、それはそれでやり続ければよいかと思います。
人気商品の商標キーワードサイトを15個作って、全部上位にねじこめば相当な金額が稼げると思います。商標キーワードだけに頼るのはあまりオススメはしませんが。
サイトがペナルティを受けて消し飛んだ
報酬が減る事例として一番多いのは、やっぱりサイトのペナルティでしょうか。最近はツイッターでも「WMT登録による芋ずるペナ」なる用語をよく見ます。
⇒アフィリ用Twitterアカウントを取得して有益な情報を収集しよう
アフィリエイターの中には、ペナることを前提として「ペナったらドメイン捨てて、別ドメインでまたブラックで上げる」ということを繰り返すスタイルの人もいるようですが、まぁやり方は人それぞれです。
ブラックハットSEOで上位表示させ、寿命が短いということを理解しつつ、それでも「数で勝負」するというのも一つのリスク分散の方法とも言えます。
例えば、とあるキーワードで1位~5位を独占し、それでも別途20個くらいのドメインでコンテンツを入れて待機させておく。1位~5位の中のサイトが飛んだら、待機させておいたドメインにブラックハットをかけて上位に上げる、とか。
「飛んでも飛んでも何度でも…!」みたいなね。
まぁ、ブラックハットでもホワイトハットでも、なんらかの要因によってサイトが吹き飛ぶ可能性はありますので、収益化できているサイトがあるならば、重複コンテンツのペナルティに気をつけながら2個3個とサイトを増やしていくのは報酬を安定させるうえでも拡大させるうえでも大事なことでしょう。
一つ私なりに言わせていただきますと、
サイトは消えても経験値は消えない
ってことです。
「どうすれば絶対にサイトが飛ばさないように上位表示できるか?」などの存在しない正解を求めて手が止まっている人よりは、ペナルティ喰らってでも挑戦しまくる人の方が成長していくのは言うまでもなく。
⇒アフィリエイトはメンタルダメージを負うリスクから逃げたら稼げない?
ブラックSEOからホワイトSEOへ移行すべき?
私は現時点では「ブラックハットSEO:ホワイトハットSEO」の比率が「2:8」くらいです。どちらかというと安全方面に移しています。
最近の検証では、別に自演リンク打たなくても、気合い入れた本気コンテンツをしっかり作れば、時間はかかっても順位が上がってくることが確認できているので、コンテンツSEO方面に力を入れています。
賢威のSEOマニュアルを最近ちょくちょく読み返しています。
念のために書いておきますと、これは別に「本気コンテンツなら自然リンクがつくから」という意味ではありません。あくまでも私の検証結果ですが、自然リンクとかソーシャルシグナルのヒットがなかったとしても、
- どこよりも具体性が高くて分かりやすい
- どこよりもオリジナリティがある
- どこよりも親切だ
というコンテンツを作っていくと、マジ結構上がってきますよ。
ライバルの強さにもよりますが、そこそこ強いキーワードでも上がってきます。
なので、報酬の継続性、つまりアフィリエイト収入の安定を目指すならば、時間をかけてコンテンツに力を入れるのもよいと思います。
スピードという意味ではブラックハットにかないませんけどね。オススメは「全部試して自分で経験する」ってことです。
自分で検証せず、他人の検証結果を頼りにしてるような人は成長できない。 何故なら「自分で検証しない」ってのは、一見すると他人に労力を使わせて得してるように見えるけど、それだといつまで経っても自信を持ってサイト作成できないから。 結果、手法迷子のループから抜け出せなくなる。
— 桜井@ネトビジュ (@netbiju) 2014, 9月 20
ジャンルを複数持つ
自分が攻め込むジャンルについて、最初は得意なジャンルを重点的に攻略していくのがよいとは思います。攻め慣れたジャンルの方が稼ぎやすいのは言うまでもないでしょう。
ただし、ある程度稼げるようになったら、1つのジャンルだけってのはリスク分散の観点から危ないと思います。絶対にすたれないジャンルってのもあるとは思いますが、保証はありません。
法律が変わって得意ジャンルのアフィリエイトが禁止されるとか、そういうこともあるかもしれませんしね。
1つのジャンルで30~1000万くらいの月収を手に入れて、もう攻め尽くした!と言えるレベルならば、別ジャンルの開拓に飛び出てみるのもよいでしょう。
これは、報酬の継続性を上げるのはもちろんのこと、違うジャンルで得た経験値を、元のジャンルに応用させて更に稼げるようになる、などの利点もあります。
手法(戦略)を分散させる
複数のジャンルやサイトで収入源を持っていても、
全部同じノウハウ(手法)だと、
いっぺんに全サイトが死ぬ可能性も出てきます。
私は現時点、大きく分けると2つの戦略を取っています。
ターゲットを絞り込んだ超特化型サイト
■参照教材
・ルレアのミドルレンジ戦略
・アフィリエイトファクトリー
情報提供型のロングテールSEOサイト
■参照教材
・ルレアのロングレンジ戦略
1つのテーマを攻めるのでも、異なる戦略を取ることでリスクが分散できますし、見え方も変わってきます。
SEOの観点で言うならば、例えばドメインを5個取って、3つはブラックハット、2つはホワイトハットというようなやり方で検証してみると、確実に自分の中での経験値がたまっていくのが分かります。
もう少し具体的に言うと、
ブラックハットSEOの中でも、「濃い黒のサイト」、「薄い黒のサイト」、というふうにサジ加減を分け、ホワイトハットSEOでも、「記事の量産ロングテール狙いのサイト」、「1記事ごとの本気度を極限まで高めたコンテンツSEOのサイト」、「ソーシャル活動に本気を出すサイト」、などのように、様々なやり方を行うのがよいと思います。
全部同じ手法でサイトを作っていると、ペナルティを受けた際に一気に全滅する恐れもありますし、何より問題の切り分けができなくなるのが致命的です。
⇒アフィリエイトに適したオススメの優良教材!時間を無駄にしないために
改めてアドセンスもやってみるか
「今更アドセンス!?」って思う人もいるかもしれませんが、私は基本が物販アフィリ専門なので【アクセスの「数」至上主義】の正反対の【アクセスの「質」至上主義】なんですね。
今までも「薄い見込み客はいらない(濃い見込み客を集客する)」という姿勢でサイトアフィリをやっています。だから、あえて「大量のアクセスを集める」ということにもチャレンジしてみようかと思うわけです。
これによって何か新しい気付きがあると考えています。
新しいことにチャレンジするってのは本当に大事だと思います。最近では、いくつか書籍やら情報商材やらツールを買ったりして、
- Twitterマーケティング
- 動画マーケティング
- コンテンツマーケティング
などなど、ちょっと物販アフィリは維持に努めて色々と実験をしています。
まとめ
これを言ってしまうと元も子もないですが、最終的には、もっと俯瞰した視野で見て、アフィリエイト以外のジャンルでの収入源も作る、ってのもよいでしょう。
いきなりリアル店舗の経営とかだと、やや離れすぎてるので、アフィリエイトの経験が生かせるもの。例えば、
- SEOだけならPPCもやってみる(ただ今勉強中)
- 教える側もやってみる
- 友人のお店をWebで集客してあげる
- 才能があるのに集客が下手な素人をプロモーションする
などなど、広げていくとキリがないですね。
日本破綻に備えてドルとユーロとポンドとオージーに通貨を分けて貯金するとか、地球爆発に備えて火星に土地を持っておくとか、私達の宇宙がなくなった時のために違う銀河の界王様とのコネクションを作るとか、食いっぱぐれないように策を練っていきましょう。
将来の不安を払拭するために!