リピーター獲得のためのサイト名の決め方5つのルールと2つのメリット
サイト名というものは、ないよりあった方がよいです。キーワードをひたすら詰め込んでるようなタイトルも見かけますけど、ブクマしなかった人に再訪問していただくためにも、サイト名はつけた方がよいと思っています。
▼目次
サイト名をつける2つの利点
リピーターが獲得し易くなる
サイト名。当ブログで言えば「ネトビジュ」というやつです。何故サイト名をつけるかというと、ブクマしてなかった人でも気軽に再訪問してもらえるというのが一番大きいと思います。
もしも、当ブログのタイトルタグが
将来が不安な方へ!アフィリエイトで収入を複数作る – ネトビジュ
ではなく、
将来が不安な方へ!アフィリエイトで収入を複数作る
だったとします。その場合、仮に当ブログ訪問者が離脱した後に
- あの記事もう一回読みたい
- もっと他の記事も読んでみたい
と、光栄にも思ってくれた時に「サイト名の検索」によって見つけてもらえる可能性がなくなります。
しかし、タイトルタグにサイト名を入れて、ヘッダー画像などで分かり易くしておけば、その「ネトビジュ」というシンプルなキーワードで検索して簡単に再訪問できるので、ユーザビリティも高まりますし、リピーターアクセスも確保しやすくなります。
※画像は今適当に作ったものなので品質が最悪なのはご勘弁を
例えば、ダイエットサイトで、「たったの2週間で5キロ痩せた私の断食ダイエット裏技を大公開!」というタイトルにしたとします。それだけだと、ユーザが再訪問したいと思った時に、断片的な記憶から
- 「5キロ痩せた 裏技」
- 「2週間 5キロ」
- 「断食ダイエット 2週間」
というように検索しても、そのキーワードで上位表示されているとは限りません。
でも、「デブ卒 – たったの2週間で5キロ痩せた私の断食ダイエット裏技を大公開!」というタイトルにしておけば「デブ卒」というキーワードで検索されて再訪問してもらえる可能性が高まります。
実際、当ブログもサイト名検索によるアクセスが一番多いです。
※クリックで画像が大きくなります
かつ、それだけではなく、サイト名検索によるユーザは、すでにそのサイトへの興味が強いので「直帰率」が下がり、「PV数」「滞在時間」は上がります。となると、Googleからの信頼性も上がります。
なんかちょっとnot providedの数の多さが異常ですね。。
サイトリンク出現によるクリック率の上昇
ある一定の条件を満たすとサイトリンクが出現します。
サイトリンクは、ユーザーの役に立つと Google が判断した場合のみ、検索結果に表示されます。
サイトの構造が原因で Google のアルゴリズムが適切なサイトリンクを見つけることができない場合や、サイトリンクとユーザーのクエリとに関連性がないと思われる場合、サイトリンクは表示されません。
当ブログの場合「ネトビジュ」と検索すると、下記のようなサイトリンクが出現します。
これによって「しっかりしたサイトっぽい」というイメージも高まりますし、そのまま見たいサイトリンクをクリックしてアクセスできるというユーザビリティも生まれますよね。
ただ、このサイトリンクですが、別にユニークネームの検索の場合のみ出現するわけではありません。
Search Console(旧Webマスターツール)には上記で引用したとおり、
サイトリンクとユーザーのクエリとに関連性がないと思われる場合、サイトリンクは表示されません
と書かれているので、これは逆に考えると、ユーザのクエリと関連性がある場合はサイトリンクが表示されるということです。
具体的なサイト名を出すと怒られそうなので出しませんが、サイト名よりも管理社名の方で有名になっている場合とかだと、サイト名検索じゃなくても
「管理者名 + タイトルの一部」などのキーワードでサイトリンクが出現しています。
アフィリエイトのブログで名前が有名な人とかは「管理者名 + アフィリエイト」という検索でもサイトリンクが出現していますね。ふと思いついた人がいたなら検索してみてください。
なお、色々なIPからサイト名検索して目的のサイトがクリックされているとサイトリンクが早めに出現するという説もあります。
サイト名を決める際の5つのルール
基本はユニークネーム
サイト名の基本はユニークネームです。
ちなみに、ユニークというのは「唯一の、固有の、特有の、独自の、独特の、類稀な、珍しい」などの意味がありますが、この場合のユニークは「唯一の」の意味です。
つまり、サイト名を決める基本は、まだこの世に存在していない言葉を使う(作る)ということです。
既存の言葉だと、その言葉が検索結果の上位にあって、それを万が一にも抜けない場合、自分のサイト名検索で1位を取れないという悲惨な結果になってしまいます。それでは台無しです。
なので、サイト名を考えたら必ず検索してみて、そのキーワードで上位表示しているサイトや記事がないか確認するのがよいです。
私は本当は、ネットビジネスを略して「ネトビジ」というクソ安易なタイトルにしようと思ったのですが、検索してみたところ「ネトビジ」というキーワードを使って上位表示させているサイトはすでに存在していたので、「ネトビジュ」という無駄に「ュ」が追加されました。
ヘッダー画像に分かり易く載せる
これはサイト名の決め方というよりは「見せ方」ということになりますが、せっかくユニークなサイト名をつけたのに、それが読みずらい(見ずらい)のではもったいないです。
デザインに凝りまくってかえって見ずらくなっているようなサイトもたまに見かけます。個人的にはシンプルで見易い方がよいかなと思っています。
そして、スマホでの画面確認もしっかり行うのは基本です。
変換しやすいこと
変換しやすいって結構大事だと思います。単純なユーザの利便性です。例えばサイト名が
- 「英語+漢字+カタカナ」
- 「一発変換が難しい漢字」
だと、再訪問しようと思って検索する時に、変換がうまくできず検索できないとか、面倒で検索を諦めてしまうということにもなりかねません。
「面倒臭い」というのは「人類の敵」です。商品選定で広告主のLPをチェックする時も、「購入(申込み)まで面倒くさくないか?」ってチェックしますよね。
サイト名にキーワードも融合させる
このサイト名にキーワードも融合させるというのは、必須というよりは「やってみてもいいかもしれない」という感じです。
「ロングテールSEOはタイトルに何個キーワードを盛り込んでもいいの?」の記事で、キーワードに対して「欲張るべきか?」ということを書きましたが、それと少し似てるかもしれません。
つまり、サイト名そのものに狙うキーワードを含めてしまうということです。これの利点としては、「サイト名以外の部分」に文字数を取ることができるということです。例えば、
サイト名 – XXXXX(キーワード含む)
というタイトルだと「サイト名」に文字数を取られているため、フレーズに割ける文字数が減ります。けど、
サイト名(キーワード含む) – XXXXX(キーワード含めない場合もあり)
というように、フレーズ部分の文字数が増やせるため、クリック率をアップさせるための演出ソースを確保することができます。
過去にも何度か書いてますが、クリック率を上げる努力ってのはとても大事です。
⇒タイトルに含めるとクリック率が激的にアップするキーワード87個
後述しますが、私はブランディング重視の場合は、サイト名にキーワードを含めないで響きを重視します。
音の響きとサイトコンセプト(雰囲気)のマッチング
これは、雰囲気とかブランディングをしっかり構築したい人は気にかけた方がよいと思います。
例えば、可愛い系コンセプトのサイトなのに「バッカスジンデスバー」みたいな濁点が多いのは合わないでしょうし、大人っぽいエレガンスな雰囲気のサイト名で「ぽよぽよぉ」などの可愛いフレーズだと違和感があります。
最初に書いたように、目的としては、あくまでもリピートしたいユーザのための再検索用のフレーズですが、ブランディング要素を意識してみることも大事ですね。
まとめ
というわけで、ひたすらサイトタイトルにキーワードを詰め込んでるだけの人は、次に作るサイトからは「サイト名」を入れてみてはどうでしょう。
サイトのクオリティや信頼性をはかるうえで「サイト名検索のアクセスが多いか少ないか」ってのも一つの指標として使えると思います。
分かり易く再検索しやすいサイト名をつけているのに、サイト名検索のアクセスが少ない場合、コンテンツの魅力が弱いのかなー、とか考えたりね。
あーあと、サイト名を「前」にするか「後」にするかってのは心底どっちでもいいです。
こんにちは(^◇^)ぺぽです。
タイトル名、確かに重要ですね。
記憶に残りやすいものだと、また探すのも簡単ですね。
印象の残るサイトは、リピーターを呼びやすいですね。