ロングテールSEOはタイトルに何個キーワードを盛り込んでもいいの?

ロングテールSEO戦略の場合、タイトルタグにたくさんのニッチキーワードを入れてよいのか?例えば、3個、5個のキーワードを1記事で狙ってもよいのか?

凄い基本的なことだけど、意外とスルーされてる部分でもあると思います。

ロングテールキーワード

具体例多めで書いていきます。

1記事1テーマが基本

よく言われることではありますが、例えば3語のスモールワードを入れようが、1記事で書くのは1テーマが基本です。これは何故かというと、Googleを迷わせないためです。

あるキーワード(ある複合キーワード)で上位表示させるかどうかを判定するのはGoogleですので、当然ながらGoogleを迷わすようなことはしない方がよいわけですね。

Goggleが上位表示させたいのは、検索キーワード(それが単一であっても複合であっても)に対して最適化されているコンテンツです。そのキーワードにマッチングする内容が書かれているコンテンツです。

欲張って複数のキーワードを狙うべき?

ただ、誰も対策していないようなキーワードの場合とか「どれかの複合で引っ掛かればラッキー」というような場合、あえて複数の同時に検索される可能性があるキーワードをタイトルタグに突っ込む場合もあります。

言ってしまえば「欲張り」です。

本来ならば、別記事にして書いた方が確実なのですが、労力削減のために1記事で同時に狙っちまおうって魂胆ですね。

けど、Googleを迷わすことになるので、下手するとどちらのキーワードでも上位表示できなくなります。

  • A+B
  • A+C

という複合キーワードを同時に狙った場合、うまくいけば「A+B」と「A+C」の両方で上位表示できますが、失敗するとどちらも上位表示できません。

その失敗した場合でも、欲張らずに「A+B」だけをねらっておけば「A+B」で上位表示できたかもしれないわけですね。

軸とするキーワードがある例

例えば、「婚活」というキーワードを軸にして

  • 婚活
  • ネット
  • サイト

という3つのキーワードがあった時、

  • 婚活 サイト
  • ネット 婚活

という2つの組み合わせができます。ここまで大丈夫でしょうか。

で、こういう狙い方をしてると、そのコンテンツが相当強くならないと、どちらでも上位表示できずに失敗する場合が高まります。

仮にタイトルが「ネット婚活サイトでなんたらかんたら~」の場合、Googleからしたら、いくつかの認識パターンが発生すると思います。

  • 婚活 サイト
  • ネット 婚活
  • 婚活サイト
  • ネット婚活
  • ネット婚活サイト

ちょっと細かい話ではありますが、欲張ったばっかりにGoogleを迷わせる原因を作ってしまってるわけですね。

そういった意味で「1記事1テーマ」の方が、そのテーマ(単一or複合キーワード)で上位表示できる確率は高まります。

つまり、

ネット婚活サイトでなんたらかんたら~」と欲張るよりは、
婚活サイトでなんたらかんたら~」か、あるいは、
ネット婚活でなんたらかんたら~」の方が、

Googleを迷わせないで済みますよね。

軸とするキーワードがない例

優しさや誠実より、適当に女性をいじる軽い男がモテる7つの根拠!

というタイトルをつけたとします。

ちょっと極端にキーワードを詰め込んでいる例ですが、このタイトルからは検索キーワードの組み合わせがかなり作れますね。

優しさ、誠実、適当、女性、いじる、軽い、男、モテる、根拠

8個もあります。たぶん4万とおりくらいのクエリが作れそうですね。無差別攻撃みたいなものです。誰かに偶然検索で引っ掛けてもらえればいいや、くらいの戦略とも言えます。

実際に、これらのキーワードが全て競合性の低いニッチなものならば、どれかしらの検索の組み合わせでアクセスが来る可能性はあります。

さらに、タイトルに含まれていなくても、本文中に自然に配置される共起語との組み合わせの検索も発生します。

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ただ、上記タイトル例(優しさや誠実より、適当に女性をいじる軽い男がモテる7つの根拠!)をもう一度見て欲しいのですが、テーマは1つになってるってのは分かりますか?

もっというとターゲットは男性で、ある特定の悩みを持つような男性に最適化されたコンテンツですね。

例えば、

「俺は優しくて誠実な男なのに何でモテないんだろう?やっぱり女性を上手にいじれるような男がモテるのかなぁ」というような悩みや疑問を持った男性に答えを返すコンテンツ

であるべきですよね。

ってことは、そういうコンテンツだとGoogleが評価していれば、

  • 優しいだけ モテない
  • 女性をいじる モテる
  • 軽い男 モテる 根拠

というようなキーワードで上位表示されてくる可能性が結果的には高くなってくるわけです。じゃないとGoogleのランキング品質が疑われますからね。

Google

ただ、これには当たり前の条件があって、

  1. 記事テーマがブレていないこと
  2. Googleに正確に情報を伝えられていること
  3. ユーザを満足させていること

が大前提となります。

トップページで狙うキーワード

検証結果で分かるのですが、トップページで狙うキーワードについては、ロングテールSEO戦略でも同時に3つのキーワードを狙って上位表示できてる場合は高まります。

根気は必要ですけどね。

軸となる単一キーワードで50位以内くらいに入れば、それに関連する複合キーワードとのセットでも上位表示しやすくなるわけです。

上記の婚活の例で言うならば、「婚活」という単一キーワードで50位以内くらいに入ることに成功すれば、その「婚活」というキーワードと複合するキーワードとのセットでも上位表示しやすくなります。

ただ、これは必須条件ではないと私は思っています。

「婚活」というキーワードで上位表示できていなくても、Googleに正確にコンテンツのテーマを伝えることに成功していれば、軸キーワードと関連するキーワードでの上位表示確率は上がりますね。

下記画像はトップページへの検索キーワードではないですが、軸となるキーワードで上がると、それに関連する複合キーワードの順位も上がっているのが分かると思います。

ロングテールキーワード04

 

ロングテールキーワード02

 

ロングテールキーワード03

 

ロングテールキーワード05

みたいな感じですね。1つの軸キーワードが評価されているから、それに付随する複合キーワードのセットも評価されていますね。

逆の見方もできると思いますけどね。複合キーワードの方で評価されて単一キーワードが上がってくる。という。

卵が先か鶏が先か的なアレですね。

商標キーワードでの例

商標キーワードは私は今はもうやってませんが、この例の方がライバルとの強さも説明しやすいので分かり易いかもしれません。

例えば、購買への距離が近い「格安」「最安値」というキーワードがありますね。1記事でそれぞれ

  1. 商品名 格安
  2. 商品名 最安値
  3. 商品名 格安 最安値

というキーワードを狙ったとして、「1」なら【商品名 格安】での最適化、「2」なら【商品名 最安値】での最適化しようとしてるってのはGoogleもバカじゃないので理解できます。

でも「3」の場合、【商品名 格安】なのか【商品名 最安値】なのかでGoogleが迷ってしまう可能性が生まれ、結果的にどちらでも上位表示できなくなる可能性が生まれます。

ただ、ライバルが全くいないような場合、「3」で対策したとしても、【商品名 格安】【商品名 最安値】の両方で上位表示できる場合もあります。欲張りに成功した状態です。

ただ、Googleがセマンティック技術の進化によって、【格安】と【最安値】が近い意味ということを理解している場合、【商品名 格安】で対策するだけで【商品名 最安値】でも上がってくることもあります。

上述した婚活の例で言うと「婚活 サイト」で対策しただけで「ネット 婚活」も上がる場合もあります。これは1つの例ですよ。

商標とセットのキーワード45個とメリット・デメリットなど

サイト(ドメイン)の強さ

トップページの場合と、商標キーワードの例を挙げた時点で勘の良い人は気付くと思いますが、個別記事レベルであったとしても、特化されたサイト(ドメイン)の評価によって、同時に攻略できるキーワードも増えます。

だから、この記事のタイトルである「ロングテールSEOでは何個キーワードを詰め込んでいいの?」ってことに対する回答は、結局のところ、

  • 対策するキーワードの難易度
  • 自サイトの強さ
  • コンテンツの質

などによって変わるわけですね。で、これまた当たり前ながら、もちろんやってみないと分からないです。

例えば、欲張って「A+B」と「A+C」という2組の複合キーワードを1記事で狙ったとして、どちらでも上位表示できなかったなら、BかCのどちらかをタイトルから削ってみてしばらく様子を見るとか、あるいは「A+B」と「A+C」に分けて自演リンクをかましてみる手だってあります。

それでも上がらない場合もあります。生まれたばかりの言葉(キーワード)とかで検証してみるとすぐ分かりますよ。その方が身になりますよ!

「○○してしばらく様子を見る」ってのが大事です。すぐ結果は出ないので。

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