何故アフィリエイトは挫折する人がここまで多いのか!?
「アフィリエイト」と「挫折」の観点から、「じゃあどうやったら挫折しないのか?」という私なりの考え方を書いてみます。
誰もが言いますが、アフィリエイトは継続すれば必ず稼げます。超シンプルな法則です。では「継続する=挫折しない」ためにはどうすればよいのか?
※なお、この記事では「アフィリエイトは面白くない」ということを前提に書かせていただいております。
なので、「アフィリエイトが楽しくて楽しくて仕方がない!」という幸運な方は、どうかめくじらを立てないようお願い申し上げます。
▼目次
一年前の心理との比較
ちょうど一年前に、似たようなテーマの記事「アフィリエイト作業は楽しい?面白い?それとも面倒くさい?苦痛?」を書いているのですが、基本的な私の心理は変わっていません。
稼いでる報酬額で言うと、その時は月80万程度の確定報酬で、今はその3倍くらいになってますが、それでも変わっていません。
そして、これからも「アフィリエイトという仕事を楽しむ」ことは、おそらく私にはできないと思っています。
単純作業の繰り返し(=飽きて当然)
この世の中には「常にクリエイティブでいつも新鮮さに満ち溢れている仕事」なんてほとんどありません。どんな仕事であれ、時間とともにマンネリ化していき、飽きてきます。
それはアフィリエイトも例外ではありません。作業を続ければ続けるほど飽きてきて当然なんです。挫折しないためには、まずはこの当たり前の事実を理解することが大事だと思っています。
「飽きる」というのは、下手をするとそのまま「挫折する」につながってしまいがちですが、「飽きる=挫折」ではありません。アフィリという単純作業の繰り返しに飽きてきたからといって、そこはもう仕事と割り切っていくしかないんです。
会社の仕事を「飽きた」という理由で辞められるでしょうか?
お金を稼がなければ生活ができないので続けますよね?作業に飽きるというのは、とても自然なことなので、これをまずは認識することをが大事かと思います。
アフィリエイトは面白くないという現実を受け入れる
上記と少し似た内容となりますが、仕事を促す媒体(広告やセールスレターなど)には、だいたい下記のようなことが書かれています。
- 楽しく働いて稼ごう
- あなたの「好き」を仕事に!
- やりがいを感じられる
よくありがちなフレーズですね。
ただ、ここに罠があります。現実とは違う幻想の植え付けがすでに開始されているんです。
上記のようなフレーズを真に受けて洗脳されていると、「仕事はやりがいを感じられるものではなくてはならない」とか思いこんでしまいます。そうじゃない自分は不幸だとか思うかもしれません。
しかし現実は、やりがいを感じるとか面白いことよりも、つまらないことや苦痛なことの方が多いんです。生き生きとして仕事のやりがいを語れる人間が一体何割いるでしょうか?
「稼げる⇒現実」 「楽しむ⇒幻想」
アフィリエイトが稼げるというのは現実です。挫折せず地味な作業を繰り返し行えば稼げることは間違いないので、ここに嘘はありません。
ただし、「楽しみながら…」というのは幻想の可能性が高いと思います。一部の幸運な人間にとってだけ可能なことで、それは現実にはならないことも多いかと。
本来はないもの(例えば、やりがい、楽しさなど)に対して過剰な期待をしていると、それが得られなかった時に失望します。そしてそこから挫折が発生します。
中には「アフィリエイトは面白い。楽しい」と言う人もいます。しかしそれはもしかしたら、自分にそう言い聞かせているだけかもしれませんし、何かの教材を販売したいだけかもしれません。
物を売るためには、ある程度お客様に夢を見せる必要があるので、「これは面白いですよ!」的なことも言うでしょう。ただ、私は正直に言います。
一年前の記事でも書いてますが、アフィリエイトは別に面白くないですし、作業は苦痛です。
アフィリは苦行
— まんとひひ (@frisk00) 2015, 1月 3
ネガティブな見解と捉えられてしまうかもしれませんが、私の中では現実を受け入れた上でのポジティブな考え方です。
別に面白くないからといって、それが悪いことではないと思います。やめる理由にもなりません。大人の世界で「面白くないからやめる」なんてわがままが許されるでしょうか?
ただ、本当にアフィリエイトが好きで仕方ないという人もいますので、それはもう私としては羨ましい限りです。
アフィリエイトは、ただの仕事です。「やらないと食いっぱぐれる」⇒「だからやる」それだけのことです。
どんなことでも最初は熱がある
アフィリもそうですし、その他のこともそうでしょう。
- 新しく入った会社
- 新しくできた恋人
最初のうちは「新鮮さ」や「熱」があります。だから、その初期の状態ってのは勢いで何とかなるので問題はないんです。ですが、時間が経つにつれ、新鮮さや熱は確実に冷めていきます。
大切なのは、その「熱が冷めてきてから」です。ここからが本番です。ここからが、幻想ではなく現実を直視しなければならない状況に突入してきます。
必死こいて自分を洗脳しようとしたり、純粋に仕事と割り切ったり、無我の境地に突入したり、人それぞれ継続するための何かは行われると思います。
まだアフィリエイトを開始したばかりの初心者さんが挫折しないためには、熱がある程度冷めてからも当然のように続けるための覚悟を持つことが必要です。
「○○を頑張る」←「○○は苦痛」という認識
「○○を頑張る」という意気込みを提示することは悪いこととは思いませんが、意気込みだけで行動が伴わないというのは避けたいところです。
「○○を頑張る」って言葉には、自己暗示のような意味合いもあると思います。もしも、その「○○」が楽しいことだったら、わざわざ自分に言い聞かせる必要があるでしょうか?いやない。
例えば、あなたはこれから楽しみにしていた映画を観に行きます。その時に「映画を観に行くのを頑張る」とは言わないでしょう。
つまり「○○を頑張る」と言う場合、もはや「○○」は苦痛なものである可能性が非常に高いので、その辺の認識もしっかりしておいた方が、結果的には挫折する確率を減らせるんじゃないかと思います。
アフィリサイトで承認欲求を満たすのは難しい?
ブランディングとかコンテキストの関係で「話し手」が重要視されているとはいえ、それでもやっぱりアフィリエイトサイトの根底にあるのはユーザ目線を第一に考えることです。
これも挫折の1つの原因になると思います。(私の場合は、これが唯一と言っていいくらいの楽しい部分ですが。)
つまり、自分が主役となる一般的なブログと違って、アフィリエイトサイト(ブログ)では、主役はあくまでもユーザであって、あなたではないからです。
「リサーチする」⇒「コンテンツを作成する」の繰り返しです。
なので、アフィリエイトサイトを作っていても、なかなか承認欲求は満たされませんし、仕事感覚がどんどん強くなっていきます。
もちろん、知人にサイトを見せて「すげー」とか「大変だったね」と言われることによって、承認欲求やソーシャルリンクが満たされることもあるとは思いますが、それもまた最近は異常なほどハードルが上がっているため、まぁアレです。
また、マズローの欲求5段階説で言うならば「安全欲求」を満たすことを3段階も飛び越えて、いきなり「自己実現欲求」を満たそうとしても、順序的にそこに届くのは難しい気もします。
相対的に嫌じゃない方を選んだ自覚
打算的というか、これもまたアフィリエイトを挫折しないで継続するためのコツですが、AとBという両方とも嫌な事柄があって、どちらかを必ず選ばなきゃならない場合ってのも人生にはありますよね。
そこで「AよりはまだBの方がマシ」という決断をするのも自然なことです。
それでもアフィリ(自分で文章を書く)という修行をやっているのは、過去にもっとクソみたいな仕事ばかりしてきて、比較的マシだということがわかってるから。60度の温泉か熱湯につかるかの違いかも #どちらにせよ熱い
— ペペラ (@peperin_da_yo) 2015, 1月 15
これは結構モチベーション回復としても成立すると思いますので、定期的に思い出してみるのも良いと思います。
⇒無能サラリーマンの苦痛4点!通勤ラッシュや理不尽な上司など
というよりは、そういう決断をしたのだから、もう引き下がることはできないということです。「AよりBの方がまだマシ」という決断をして、Bの方を続けることができなかったなら、もっと嫌なAをやらなければならないということです。
まとめ
最初にも書きましたが、これはあくまでも私独自の考え方であり、また「アフィリエイトが楽しくない」と思ってる人や「アフィリエイトって楽しむものでしょ」と思ってる方に伝えてみたいことでもあります。
ある程度稼いでる人が、皆楽しさ全開でアフィリをやってると思ったら大間違いで「こういう考え方の人もいるんだよ」という内容でもあります。
少なくとも私が少しでも関わった人には、できれば挫折して欲しくはないので、何かしらご自身の中にはない発想が得られたなら幸いでございます。
ただ、継続して続ければ稼げるようになることは間違いありません。もちろん尋常じゃない作業量は必要になりますが。そして、稼げるようになった後も、もちろん継続が必要になります。
ポジティブ面の追記
ちょっとマイナス面ばかりが強調されてしまった気がして、あまりにも夢も希望もない記事になってしまった気がしました。
なので、
記事アップ後にツイートでいただけたアフィリエイトのポジティブ面を「生の意見」として反映させ、追記させていただきます。
挫折に負けずアフィリエイトを続けるベネフィットってやつですね。
- 時間の縛りがない
- 営業の必要がない
- 作業量に応じてリターンが得られる
- 人生デザインが出来る
- 楽しいのは金儲け
- 一番ストレスがない
- 布団の中にいながら金がもらえる
- 売上が増えるとニコニコしちゃう
- エンジニア時代よりよっぽど楽しい
- 地味でも面倒でも稼げる
- アフィリエイトは手段
- 初めて、自分からやりたいと思った仕事
- 収益性が高い
アフィリエイトの良いところは、サボれば金もらえなくなるし、頑張ればリターンくるし、全て自分次第なところが大好きだな。
世の中頑張ってもどうしようもないことが多い中でアフィリエイトは頑張ればどうにかなるから楽しいよね。
— 進撃の凍結アフィリエイター (@hetyo_afilli) 2015, 1月 19
まず1人でできること。時間的縛りがない(フレックス)こと。営業が必要ないこと、クライアントはいくらでもいて待ってくれている。もう、とにかく自由。
— おるか【公式】 (@orcaff) 2015, 1月 19
苦行だけど他の仕事より今の私の生活環境にあってる。
アフィリエイトを仕事にできれば、今より生活と人生をデザイン出来るかもしれないというのが参入動機。
だから苦しくてもやり続けるお。これで家族を食わすんじゃい。
— お母ちゃん@BBA (@mamma2015) 2015, 1月 19
楽しいというのとは確かにちょっと違うんだよね・・(そう思ったこともあったけど)。
楽しいのは「金儲け」、で、その手段として自分にとってはアフィリが一番ストレスがなく最高ってことかな・・。
(いくら儲かっても一般的な営業活動とかそういうの本当にやりたくないから・・・)
— HAGI (@haginohagi) 2015, 1月 19
アフィリ楽しくはないけど、「もうヤダ!」ってほど辛いこともない。
どこまでやるかは自分で決めることだからね~。
やるのも自由。やらないのも自由。
サイトのゆらぎと心のゆらぎがストレスだけど(~_~;)
— ゆっきー(*・0・)θベイベ~♪ (@yuki_aff) 2015, 1月 19
僕も苦行派だな。でもお布団にいてお金貰えるのは嬉しいし楽しい。時間の融通が利くのも幸せ。いつかなんかすごい好きな事できたときにこの環境は最強だと思う。
— ATM26@お布団の中 (@ya19880707b) 2015, 1月 19
アフィリは別に楽しくもなんともないけど、売り上げ増えると意味もなくニコニコしちゃうことはあるよね
— さけ茶@37日目 -5.7 (@sitotukuruyo) 2015, 1月 19
でもエンジニア時代よりよっぽど楽しいけどね。あのときはマジで辛かった。人間関係も仕事も・・・。それが原因で社会不適合者になりました。
今は好きな事やってそれなりに結果出てる。谷のみなさまからみたら大した事ないレベルやけど、それだけでも幸せな事。
— 高林幸一@アドセンサー (@koichi_kun_2013) 2015, 1月 19
もちろん地味で面倒でも稼げるからアフィリエイトやっています!でも自分は全然いいと思います。
— アクセル (@axcel2012) 2015, 1月 19
アフィリエイトは手段っ!
— タカマル? (@takamaru9x) 2015, 1月 19
初めて、自分からやりたいと思った仕事。
アフィリエイト。
— pinga (@pinga_sorutono) 2015, 1月 19
クソつまらない上に、ライバルが超強いというハードコアビジネス… #収益性の高さがせめてもの救い
— ペペラ (@peperin_da_yo) 2015, 1月 19
やっぱハッピーエンドだよね。
初めてコメントさせて頂きますatsukunと言います。
記事を読ませて頂きました。
今、自分はアフィリエイトに挫折しそうになっている男です。でも、この記事を読ませて頂き、少しだけ気持ちが楽になりました。ありがとうございます。
「頑張らなくちゃ!頑張らなくちゃ!」
とは
「苦痛なんだ、苦痛で仕方ないんだ!」
という事を本当に思い知らされ、
まさに寝耳に水のようです。
自分は、自分で選んだアフィリエイトという仕事を、
「楽しんでやらなくてはいけない」
と、心のどこかで思っていたのかもしれません。
管理人様の、
「アフィリエイトは仕事。苦痛なのは当たり前」
という考えに感動したというか、救われたというか。
苦痛に思っていいんだ、苦痛なんだ、
だから頑張らなくちゃいけないんだ!
そう思えるようになりました。
私は今現在、
自分の理想とするような金額を
アフィリエイトで稼げてはいません。
妻と1歳半の子供がいて、
社会から逃げ出しアフィリエイトの道を選びました。
正直に申しますと、
毎日が苦痛です。
アフィリエイトをやりたい!
と自分で決めたのに、
やめてしまいたい!
と毎日のように思います。
でも、
頑張ります。
自分にはこの仕事しかできないので。
そう思わせてくれた今日のこの記事に、
心から感謝致します。
ありがとうございました。