サイトアフィリエイトでライバルが少ないキーワードを探す方法
誰もが見つけたいと思っているライバルが少ないキーワード。上位表示に失敗している人の多くは、SEOうんぬんの前にキーワード選定で失敗している可能性があります。
なので、ライバルが少ないキーワードについて具体例を交えながら、探し方や、そこに至るために必須の過程について説明します。
ライバルが少ないキーワードとは?
ライバル不在、とまではいかなくても、ライバルが少ないキーワードってのはある程度定義できます。
どのようなキーワードかというと、「ライバルが多いキーワード以外」です。今、何を言ってるんだお前は?と思った人もいると思いますが、ちょっと聞いてください。
じゃあ、まずライバルが多いキーワードってのは何か?
- 商標キーワード
- ジャンル名キーワード
- そのジャンルにおいてよく出てくるキーワード
大きくはこの3つです。
多くの初心者がやってしまいがちなことでは、3つ目の「そのジャンルにおいてよく出てくるキーワード」ばかり選んでいるという点があります。
何故か?そのジャンルについて勉強不足だからです。
もちろんそれが完全に悪いというわけでもないのですが、そのジャンルにおいてよく出てくるキーワードってのは、言いかえれば「誰でも思いつくキーワード」ということになるので、ライバルが強力な場合が多くなります。
だからこそ、ターゲットを絞り込んで上記の「ライバルが多いキーワード以外」を探していくのがよいんですね。
具体例
それでは、いくつかのジャンルで具体例を出してみます。
稼ぐ系
では、サイトアフィリとは違いますが、まずは稼ぐ系というジャンルで例えてみます。
当ブログははっきり言ってそんな多くの教材を紹介してないし、私のアフィリエイト体験談やサイトアフィリの方法、取り組み方がメインなので、情報商材レビューブログってわけではないですが、一応「稼ぐ系」に属していると思います。
じゃあ、稼ぐ系で集客する場合、どんなターゲットを想定し、どんなキーワードを探せばよいでしょうか。
- どんな不安、悩みがあるか
- お金が欲しい動機は何か
- 何故、稼ぐ必要があるのか
この辺をリサーチする必要がありますが、その前に、この「稼ぐ系」というジャンルで「よく出てくるキーワード」を見てみましょう。
- 教材名 レビュー
- 教材名 評価
- 教材名 特典
- 情報商材 ランキング
- 情報商材 優良
- 情報商材 稼ぐ
- アフィリエイト 稼ぐ
- アフィリエイト 初心者
- アフィリエイト ブログ
上記のようなキーワードは、誰でも思いつきます。
これで上位表示できれば、稼げる確率は高まりますが、ライバルが多いので上位表示できないかもしれません。だから、もっと違う視点を持ちましょうって話です。
では「お金を稼ぎたい」って人はどんな不安や悩みを持っているか?です。その「お金を稼ぎたい」の動機は何なのか?
- 将来(老後など)が不安
- 起業資金を貯めたい
- フリーランスで生きたい
- ブラック企業を辞めたい
- 旦那の給料が低くて心配
ざっと挙げましたが、上記のような人はお金を稼ぐ方法や手段を知りたいと思っているので、稼ぐ系の見込み客になります。
さらに、上記のようなキーワード、類似キーワード、関連キーワードをQ&Aサイトにブチ込めば、「不安」や「悩み」を知ることができますし、そのうえでキーワード選定の無料ツールの類を使えば、派生するキーワードなんてボロボロと見つかります。
まぁ「稼ぐ系」の場合は、普通の物販に比べると特殊なので、そこまで単純ではないですが、基本はこんな感じです。
とても重要なことなんですが、自分の知識の中にないキーワードを見つけるには、自分以外の人間の思考に触れるしかありません。
美容
多くのアフィリエイターが一度は手を出したことがあると言われている美容ジャンルで考えてみましょう。
上記で挙げた「ライバルが少ないキーワード」の定義を思い出してください。「そのジャンルにおいてよく出てくるキーワード以外」ですね。
じゃあ、美容というジャンルでよく出てくるキーワードと言えば、
- ○○○ 対策
- ○○○ ケア
- ○○○ 治し方
- ○○○ 改善
- くすみ ○○○○○
- しみ ○○○○○
- ほうれい線 ○○○○○
こういうのは「誰もが思いつくキーワード」なので、必然的にライバルが多くなります。
検索してみて強いライバルがいるならば、ライバルのコンテンツを超えることは上位表示のための条件であり、成約を取るための条件でもあります。労力がかかりますね。
だから、ターゲットを絞り込んで「誰もが思いつくキーワード以外」を探す必要があります。「ライバルが少ないキーワードはテレビや雑誌などから見つけられる」の記事でも書いてますが、
- 経験者に話を聞く
- 書籍を読む
- Q&Aサイトを読みまくる
というようなことをするわけです。特に美容の場合、ターゲットは女性になることがほとんどだと思いますが、男性アフィリエイターは美容に関する知識や経験が女性より少ないはずです。
すると、セールスページをちょろっと読んだ程度のアフィリエイターと、そのジャンルについて深く体験している女性ユーザとの間に絶望的な壁が生まれます。
冷静に考えてください。
例えば、肌荒れとかニキビとかで死ぬほど悩んでいる女性が、セースルページをちょろっと読んだ程度のショボイ知識のアフィリエターや、軽く勉強した程度のニワカがオススメしている商品を買うかと言うと、Noです。
自分より知識の乏しい人間とか、「コイツ初心者のくせに必死に詳しいぶってるなー」みたいな人間のオススメなんて信用できません。
私はこのブログで自分のアフィリエイト体験から情報を提供しているわけですが、アフィリエイトをちょっとかじった程度の人に「この教材がオススメですよ」と言われても何も感じません。無反応です。
そのアフィリエイターさんのブログやメルマガなどで「この人は本当にすごい!リアリティがある!」と思えるような人が提案してくれる教材なら検討します。
経験者には経験者にしか出せないリアリティや具体性というものがあります。それはどんなジャンルでも同じでしょう。
さも「この分野について私は詳しいですよ」というテイで文章を書いていても、その道の経験者からしたら薄っぺらい内容ってのがすぐ分かります。
だからこそ、
- 経験者に話を聞く
- 書籍を読む
- Q&Aサイトを読みまくる
ということを行い、まずはターゲットの悩みや不安をユーザ以上に理解する必要があります。
自分が実際に体験するのが理想ですが、それが無理な場合は、せめて徹底的に勉強する必要があるのです。何も見ないでそのジャンルについて24時間語れるくらいまで勉強します。
その段階になると自然に差別化も行えるはずです。すると、SEO対策はされていないけど検索需要があるキーワードも見つかってくるわけです。
この過程があってやっとライバルが少ないキーワードが発見できるわけです。
- 紫外線散乱剤 子供
- プロスタグランジン 副作用
- ホホバオイル 脂漏性
- 肌トラブル 油分過多
- 化粧直し ミスト 美容液
- 肌が汚い女 モテない
- 肌荒れ 死にたい
というような感じですね。これは例なので適当ですけど。
婚活
では次は婚活案件で見て見ましょう。まずは上記と同様に「誰もが思い付くキーワード」を挙げてみます。
- 婚活 方法
- 婚活 コツ
- 婚活サイト ランキング
- 結婚相談所 ランキング
- 結婚相談所名 資料請求
- 社会人 出会い
このようなキーワードは誰でも思い付きますね。となると、ライバルも多くなります(そこを攻めてはいけないわけではないですよ)。
だから、例によってターゲットを絞って「誰もが思い付かないキーワード」を見つけなければなりません。やれやれですね。
じゃあ「結婚したい」と思ってる人はどんな人か?どんな悩み、どんな不安を持っているか?まずは勉強、そして調査です。そうすることによって、
- 売れ残り 不安
- アラフォー 彼氏なし
- ハーフの子供 欲しい
- 外資系 出会いたい
- ネット婚活 同時進行
- 喪女 脱出
というようなね。
「誰もが思いつくキーワード」よりもライバルが減りますし、キーワードそのものに具体性が高いものだとコンテンツ自体も作りやすくなります。
これが「婚活 方法」というようなキーワードだと、仮に上位表示できたとしても、たくさんの婚活方法を伝えなければならないので、コンテンツ作成にも労力がかかります。
そのジャンルについて勉強する意味
「勉強」というと面倒くさいイメージしかありませんが、その面倒な工程をするかしないかで、キーワード選定にも差が出ますし、コンテンツの説得力にも天と地の差が生まれます。
月間検索数が15000のキーワードで30位になってもアクセスは全然きませんが、月間検索数が500のキーワードで3位になればアクセスは取れます。
今出した月間検索数(フェレットなどで調べられる)というのは、当てにならないことが多いので私は気にしていませんが、ニッチやロングテールを攻めるってのはそういうことです。
サイトアフィリはアクセス数ではないんです。
私はトレンドアフィリとかをやってないので分かりませんが、「とにかく大量のアクセスを集めてアドセンスをクリックさせて稼ぐ」というような手法とは正反対なのがサイトアフィリエイトです。
(もちろん組み合わせていくことはできますが)
ただし、そういうライバル不在、あるいはライバルが少ないキーワードを探し出すには、勉強(リサーチ)と作業量が必要です。これが遠回りなようで一番近道です。
アクセス数は少なかったとしても、ライバルが少なくて濃い見込み客を集められるキーワードを選定するわけです。
実際に作業する意味
しっかり勉強やリサーチをして「お!このキーワード稼げるんじゃね?」と思っても、やってみないと実際にアクセスが取れるかどうかは分かりません。
なので、キーワードを見つけるだけではなく、「やってみる」ということが必要です。
迷っているのは時間の無駄です。実際に作業して、失敗や成功を繰り返していくうちに、自分なりの経験値がたまり、経験則が生まれます。
そこからやっと、みんなが大好きな「効率」が自然と生まれてきます。効率とは、最初から追求するものではなく、後から自然とついてくるものです。
経験値が貯まってくると、その得意ジャンルにおいてカンも働いてきます。新しく見つけたキーワードで、
「お、このキーワードならあの商品をこういう流れで誘導すれば成約が取れそうだな」なども少しずつ分かってきます。
まとめ
サイトアフィリエイトでライバルが少ないキーワードを探すには、、、
- リサーチ(ターゲットの悩みや不安を知る努力をする)
- 発掘(誰もが思いつかないキーワードが見つかる)
- 作業(サイトを作成する、記事を書く)
- 継続(失敗しても成功しても繰り返す)
上手にアクセスを集めて成約を取っている方は、まずそのジャンルについてたくさん勉強していますし、焦っていません。
あと、せっかく教材を持っているのに作業工程がおかしい人もいらっしゃいますので、何度でも熟読することも大事です。コレほんと。新たな気付きが必ずあるから。
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