2014A8フェスで図々しいアフィリエイターに出会った話など
2014年A8フェスティバル in 渋谷ヒカリエに行ってきました。そのレポートを行ってみます。完全に新しいアフィリエイターさんとの絡みもあったりで、そんな話も交えて。
まず「A8フェスってなんぞ?」という方は「A8フェスティバル2014の参加申し込みをしました」をご覧ください。
画像集
では、一応レポートとして軽く画像なんぞを載せてみます。なお、私は通勤経路に渋谷があり、渋谷でしょっちゅう飲んでるので、ヒカリエの画像はありません。
ついでに言うと、ヒカリエができたことにより、山手線や京王線から東横線までの距離が異常に長くなったことに憎しみさえ覚えているため、ヒカリエの存在を軽く忌み嫌っています。
おっといきなり話がそれました。
これは、よくセミナー会場などにある入り口の看板ですね。
会場に入っていきなりすぐにハッピーメールさんのブースがあるのですが、まだ何も分かっていない状態の私はおもいっきり不意打ちをくらい、袋を渡されてそのまま受け取ってしまいました。
最近にしては気温が暑い日だったのですが、ハッピーメールさんは親切にジュースをくれたので好感度アップです。常に渋谷にクソデカイ看板を出しているだけの資金力はダテじゃないですね。
あと、関係ないですが、「うちはサクラは一切いません」ということを熱烈にアピールしていたので、恋人が欲しい方は登録してみてはどうでしょう?くらいの宣伝をしておきます(アフィリリンクは貼らない)。
これは美彩さんです。「リスティングで実際に成約につながったキーワードをお渡しします」とアピールしていたので、もらってみました。
美彩というだけあって、キレイなお姉さんが男性を狙って提携の勧誘をかけるという、なかなかの商売手法を取っていました。
GMOパペポさんです。
お祭りみたいな雰囲気を醸し出したり、スタッフにコスプレをさせたりと、なかなかの勧誘力でした。
これは、なんかもう忘れました。
「報酬UP!売れるキーワード」などという露骨な釣りパフォーマンスを前面に出していたので、思わずパシャリしてみました。
いやー、どこの会社もアフィリエイト提携してもらうために手段を選びませんね。
A8フェスなのに、何故か賢威の看板がデカデカと存在していました。
これも松尾さんのコンテンツマーケティングの一貫なんだと思います。ボーン片桐はいませんでした。沈黙の。
ブラックハットSEOに限界を感じ、「飛ばされてはドメイン変え、飛ばされてはドメインを変え」というアフィリエイトスタイルに嫌気が差している人は、SEOマニュアル目当てで賢威を購入してもよいと思っています。
うっかり見逃しそうでしたが、A8フェスには、ブラック会員専用ルームという差別化されたVIPルームがあり、なんとそこに行ってみると、 様々な商品の写真が撮りまくれるという超微妙な空間が存在していました。
私としては、豪華なソファーとワインが置かれたテーブルがあり、座ると美女が隣に座り……という展開を期待していたのですが、全然普通でした。
ただ、「この商品のリアル画像が欲しいけど買うのもなぁ」って人には便利だと思います。真面目に撮影してる女性が結構いました。
確定申告セミナー
途中、確定申告セミナーというのがあり、参加しました。
私はアフィリエイトをはじめたのが遅く、まだ1回しか税金を払ったことがないので、無知な自分にとっては結構勉強になりました。
このセミナーに出て一番有益な情報だと思ったのは、スイカへのチャージが経費にできるという点です。私は買い物のほとんどをモバイルSUICAで行っているため、suicaが経費にできるのは非常に嬉しいです。
SEOセミナー
さて、一番人気のSEOセミナーです。時間ちょうどくらいに行ったら、すでに満員となっており、後ろの方での立ち見となってしまいました。
本当は最前列に座ってウザいくらいに「はい!はい!」って手を挙げて質問してやろうかと思ってたのに、とても残念です。
短いセミナーだったので(40分)、かなり詰め込み感があり、具体性があまり強くないものでしたね。
簡単にまとめると、
- 差別化をしましょう
- キラーコンテンツを作りましょう
- ライバルを上回るコンテンツを作りましょう
といった感じで、私としては「何を当たり前のことを」っていうのが正直な感想です。
まぁ無料セミナーですし、メルマガ登録をあおっていたので、リスト取得が目当てのセミナーだったのでしょう。
⇒アフィリエイトでコンテンツを差別化する基本2つとメリット3つ
アフィリエイターとの絡み
さて、もう読むのも疲れたと思いますが、いよいよここからが本題となります。
A8フェスティバルには、廊下みたいなところにイスが並べられたスペースがあり、そこで休むことができるようにできています。
そして、見て回るのも疲れてイスに座って休んでいたら、隣りの男性から話しかけられました。おそらく年齢は同じくらい。
彼「お疲れ様です。お一人ですか?」
俺「はい。お一人ですか?」
彼「はい」
ここまでは普通の会話だと思います。しかし、突然予想外な質問をしてきたのです。
彼「いくらくらい稼いでますか?」
俺「えwww」
いやいや、まだ会話してから10秒も経過していないのに、いきなり「いくら稼いでる?」とか聞いてくるか普通。ギラギラしすぎだろ。
で、さすがにいきなり収入の話とか、「お前結婚を焦り過ぎて気が狂った婚活女性かよ」とか思いながらも、「いやいや~」とか言ってごまかしていたのですが、さらに突っ込んで「アフィリエイト報酬ってどれくらいあります?」とか聞いてきたんですね。
一体なんでそこまで初対面の人間に向かって収入の調査をしてくるんだコイツは、と。だから、まぁ嘘をつく意味もないかなと思って正直に答えました。
俺「先月やっと確定で150万超えました」
と。そしたら、そこから更に信じられない質問の連発。まるで「やっと見つけた!」と言わんばかりの図々しい質問攻撃が開始されました。
彼「どんなジャンルでやってるんですか?」
彼「サイト見せてくれませんか?」
彼「どんな手法ですか?」
ちょ、ちょちょちょ、待て待て。がっつきすぎだぞ貴様。まだ出会ってから1分も経っていない状態でその質問はないだろ。非常識すぎるぜ。
と思いながらも、やんわりとお断りしたのですが、「教えてくれてもいいじゃないですか?」などと攻め込んでくる。
少しウケたのは「ウォーターサーバーやってますか?」とか、こっちが回答してないのに質問の具体性が上がってきたことですね。
これはもうダメだと思った私は(色々な意味でダメだと思った。彼は残念ながら稼げないだろうと)、逃げるようにして退散しました。
まるで「稼いでるなら教えてくれて当然だろ?」とでも言わんばかりです。狂っとる。
「稼いでるんなら奢ってくれてもいいじゃん」ってのは「ヤらせてくれても減るもんじゃねーだろ」って言うのと同じレベルの無神経ショートカット。
僕らアフィラーはメンタルがボロボロになる過程を何度も乗り越えてるわけで。
— 桜井@ネトビジュ (@netbiju) 2014, 9月 2
「稼いでるジャンルやサイトを教えて欲しい」
サイトを見せて欲しいって気持ちは分からなくはないんですけどね。ただ、それを教えてもらってもほぼ意味がないということに気付いていないのがマズイと思います。
「アフィリエイトで一時的に稼ぎたい」というのであれば、それでもよいかもしれませんが、そうじゃないですよね。ずっと継続的に稼ぎたいですよね。
ということは、稼ぎやすいジャンルとかキーワードを自分で見つける力を身につけなきゃ意味がないですし、成約に結びつける流れとかも、何度も検証を繰り返して自分で作れるようにならなきゃ無意味なわけです。
その過程かあるからこそ、1つの稼ぎを大きく拡張できるようにもなります。
あとは、稼いでるサイトを見せるってのは、悪い人に教えたら攻め込まれて追い抜かれるリスクだって増えますし、それを探すまでのこちらの労力だってあります。それを、いきなり「教えてくれ」なんてのは明らかに理不尽な話でしょう。
とは言っても、飲みに行ったアフィリエイターさんには、普通に楽しく何度か飲んでればサイト教えるどころかアクセス解析までその場で見せちゃったりしてますけどね。
そこはこちらも人間としての感情がありますので、一般常識やマナーさえ備わっていればサイトやら手法やら伝えるのも全然ありです。
ただ、「出会って30秒で合体」ならぬ、「出会って30秒でサイト教えろ」ってのはNGです。アウトー!
実際人に仕組の話をする時はある程度やり方ややってるジャンルを明かしてからじゃないと、本質は話してくれない。情報を引き出したい時は同じだけの情報を提供する意気込みが必要だと私は思う。
— ドヤリング!アフィ太郎 (@afitaroudoya) 2014, 9月 4
稼いでるアフィリエイターのアポを取り、飲みに誘う。3万でも稼いでる手法があれば全部自分から先にしゃべる。貴重な時間をいただくのだから、もちろんおごる。
ここまですれば、たいていの人はベラベラと手法を教えてくれますよ。
これを投資とみなして実行できる人なら絶対稼げる。
— 桜井@ネトビジュ (@netbiju) 2014, 9月 4
手法、というワードを意図的に出しましたが、実験的な手法とか堅実的な手法とか「手法の分散」ってのも意識しておくとよいですよ。未来の完全な予測は不可能なので。
いやー、そのぶしつけな質問者の気持ち100%分かります。同情します。ホント、やらせたって減るもんじゃないだろうって、死んでも口にはできませんが、よく分かります。もちろん自分が稼げてないからですけどね。その質問者もこのサイトの存在を知ったら、そんな質問はしなかったでしょうね。わずか、1年半くらいのうちにこんなに大きなサイトができるんですから、その努力と才能に驚きます。それくらいしなければ稼ぐというのは難しいかもしれません。自分のブログを始めてやっと記事が二桁になって自分を褒めてる私には、驚異的としかいいようがありません。聡明な桜井さんのこと、今後に備えすでに対策は考えられていると思います。
同情者さん
収入知りたいとか、サイト知りたいとか、
自然の摂理だとは思います。
ただ、それを実際に初対面の人相手に
聞いてしまえる度胸ってのがすごいですよね。
もちろん私も稼いでるアフィリエイターさんが
どんなジャンルで、どんな手法で
攻めているのかは興味はあります。
けど、それを知るのであれば、
やっぱ、まず仲良くなる努力をするとか、
先に自分から何かしらの情報を提示するとか、
そういったことが大事なんじゃないかと思います。
お金儲けに目がくらみすぎると、
そういった最低限のマナーすらも失われるのか、
という恐怖がありますね。
態度とか、タイミングとかも重要かと思います。
例えば、女性であれば、服を脱ぎながら質問してくる
とかだったら初対面でも情報を得ることができるかもしれませんね。
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