SEOにブラックハットもホワイトハットも違いなどない!
色々なアフィリエイターさんやSEOブロガーの方の記事を読んでいると、みんなそれぞれの意見を持っていて面白いですね。
ただ、重要なのは情報に振り回されることではなく、ブレない自分の軸を持って作業していくことだと思っています。
▼目次
上位表示したいのは誰でも同じ
私たちアフィリエイター、あるいはネットショップ運営者、あるいは企業が欲しいのは売上であり、報酬であり、お金です。
そのためには、狙ったキーワードか、あるいは、狙っていないキーワードで検索結果の上位に表示される必要があります。そのためにSEOの名のもとに、ブログやサイトを検索エンジン(と人間に対して)最適化するわけですね。
なので、ブラックハットSEOもホワイトハットSEOも求めるところは同じです。いうなれば、Googleという検索エンジンのアルゴリズムに対して媚びへつらうという意味で同じです。
- 「Googleさ~ん!こんなに被リンク受けてますよ~!評価してくださ~い!」
- 「頑張って内部リンク構造を整えましたよ~!」
- 「全ページ文字数を増量したので再評価してくださ~い!」
- 「ゴミっぽいページにnoindexをつけましたよ~!」
って必死こいてるわけです。
どこにエネルギーや資金を注ぐかの違い
一般的にブラックハットSEOというと、自演リンク、購入リンクのことですよね。そうなると、
- サテライトブログの開設、育成
- オールドドメインの購入
- 業者に払うお金
などなど、そういう面に労力や資金がかかります。というか、上記のような部分に資金や労力を割くのがブラックハットSEOです。
一方、ホワイトハットSEOでは、
- ソースや内部リンクの最適化
- 文字数・ページ数を増やしまくってロングテールを狙う
- ソーシャルで拡散させる戦略を立てる
などですね。コンテンツSEOとも言います。あるいは、クオリティの高いコンテンツを作るために専門家にお金を払って記事を書いてもらっている人や企業もあるでしょう。
要するに、「検索エンジンに媚びる」という意味では同じです。その媚びるアピール方法を、対策方法をホワイトとブラックでカテゴリ分けしてるだけです。
ホワイトハットSEOだって「手法」になればブラックと大差ない
私は「ホワイトハットSEO=正義」「ブラックハットSEO=迷惑・悪」みたいな考え方は好きではありません。どっちだっていいじゃねーかって思います。
例えば、ソーシャルメディアでの拡散を狙った戦略はホワイトハットSEO(コンテンツSEO?)の部類に入りますが、
- はてぶ
などのソーシャルメディアでの拡散を露骨に狙ったコンテンツが増えすぎるのは、それはそれでうっとおしいと思う時があります。まぁ私もかなり狙ってやってますが^^;
ソーシャル拡散を狙うには、しっかりユーザの需要をリサーチして、それに適切に答えるコンテンツが必要になります。
「タイトルに含めるとクリック率が激的にアップするキーワード87個」の記事でも取りあげていますが、
- 手順
- ルール
- ノウハウ
- オススメの何たら
- ウケ狙い、笑い
- ユーザが共感できる内容、紹介したくなるコンテンツ
上記のような記事ばかりだと、多少イヤラシイ感じにもなってきます。オリジナリティも意図的に濃度を高める必要があります。なんならキャラ設定も作りこみます。SEOのために文字数を増やす必要もあります。
で、何故こんなことをするのかというと、結果的に上位表示されやすくなるからです。意図的に計算して上位表示を狙ってるわけです(本当はそんな面倒なことしたくないのに)。
ここで考えてみて欲しいことは、「訪問者のためのコンテンツ」ってのは、何もソーシャル拡散が狙えるコンテンツってわけではないってことです。
それでも、ソーシャル拡散を狙うわけですよ。目的を見失ってはいけませんよ。「ユーザのため」というのは第一目的ではありません。上位表示が第一目的です。もとい金儲けのためです。これが嘘偽りない人間の本音だと思います。
一方、ブラックハットSEOでは、そのような拡散を狙ってやるのではなく、自分の資金や労力を使い、人々から支持されている感じを演出してしまおうってわけです。どっちだって大変ですよね。
好きな方をやればいいですし、得意な方をやればよいですし、両方やればなおよいです。
目的は検索エンジンの攻略であり、上位表示です。めくじらを立てて「ブラックSEOは迷惑だ」なんて言うほどのことではないと思っています。手法としての種類が違うだけです。
ロングテールSEOの記事量産だってスパムとも言える
一般的にブラックハットSEOはバックリンクサイト・サテライトブログを量産していくので、スパムSEOとも言われますが、ホワイトハットSEOの代表手法であるロングテールSEOも、大量の記事を生成していくので、ある意味ではスパムのような感覚を覚えます。
「小規模サイトの量産と大型パワーブログはどちらが効率よく稼げる?」で近い内容を少し書きましたが、インターネット上にページが大量に発生するという意味ではスパムSEOと同じです。
ただそれが、同一サイト内なのか、支援ブログなのかの違いでしょう。内部リンクとか外部リンクとかの話でいうならば、ロングテールSEOはサイト内部でリンクが多めに貼られるのに対し、スパムSEOはサイト間でのリンクが多めに貼られるというだけです。
ブラックハットSEO(スパムSEO)
- 外部リンクがたくさん発生
- サイト、ブログがたくさん発生
ロングテールSEO
- 内部リンクがたくさん発生
- 同一サイト内でページがたくさん発生
得意な方でやればいいし、両方やればいい。
関連性が高いサテライトブログはブラックorホワイト?
関連性の高い自サイトからの自演リンクはどうなるの?などというグレーなSEOもあったりしますが、まぁ心底どうでもいいですね。必要があれば貼ればいいだけなので。
「自演リンクがバレてもペナルティを受けないケースはある」の記事で書いてますが、関連性については必ず必要というわけではありません。
そもそも、関連性の高さというのは、あまりにも不透明な部分なので、ホワイトハットかブラックハットかの明確な判断はできないんじゃないかと思いますし、そんな区別をする必要もないでしょう。
金儲けの効率を追求するならブラックハットSEO?
ペラページの量産とか、つまり、作るページが全てランディングページみたいな感じにしてどんどん上位表示させられれば、たしかに成約数は増えるだろうとは思います。
⇒アフィリエイトで成約率を高めるために意識している23の基礎
ぶっちゃけて言えば、本当はただの情報提供のページなんか作りたくなく、さっさとアフィリエイトリンクを踏んで商品を購入するなりサービスに申し込むなりして欲しいわけです。
ただ、それをするには、96.18%ブラックハットSEOで、常にリスクに怯えながらアフィリエイトをすることになると思います。
だから、あくまでも「バランスよく」行っていくのがよいんじゃないでしょうか。ホワイトハットSEOだけにこだわるのもブラックハットSEOだけにこだわるのも、個人的にはあまりオススメしません。
「無料ブログのサテライトはSEO的に被リンク効果があるのか?」で書いてるとおり、なんだかんだいって自前のサテライトブログをたくさん所有してるのはGoogle攻略において非常に優位性が高くなります。
ソーシャル戦略で成功する方が安全だとは思いますが、どれほどアイデアを練って人々がシェアしたくなるコンテンツを作ったところで、それが100%成功するとは限りません。
厳しいことを言ってしまえば、失敗したら、そのコンテンツSEOにかけた時間が無駄です。
だからこそ、ナチュラルを装ってブラックなリンクを貼るのです。これによって、事実上ソーシャル拡散に成功した時と同様の効果が作り出せるわけですから。
ブラックでもホワイトでもキーワードとコンテンツのマッチングは必須
これはもう何度か書いてますが、上位表示したところで、キーワードを検索エンジンに打ち込んだユーザの気持ちが考えられていない独りよがりのコンテンツではまずいわけですね。
思考し続けなきゃいけない部分でもあります。
この部分で訪問者を満足させれば、他のページも見てもらえますし、サイト自体のリアリティや信頼度も上がり、成約率も上がるのは言うまでもありません。
はじめて訪問します。そらと申します。
SEOに関する記事を書いているサイトは多くありますが、
今までにない切り口でSEOを語っていて
楽しく読ませて頂きました。
とても参考に成りました。
また訪問します。
ネット初心者でも稼げる情報届けます様
そういっていただけると嬉しいです。
今後とも独自の考え方を発信していきたいと思っています。
よろしくお願い致します。