リライト記事では順位も上がらないしSEO的にペナルティを受ける?
リライトして適当な記事を書いて稼げるほどアフィリエイトの世界は甘くはありません。「リライト 方法」などと検索しても時間の無駄なので、Googleから評価を下げられる前に重要なことに気付きましょう!
▼目次
記事のリライトとは?
- 文章構造を入れ替える
- 単語を似た意味の言葉に変換する
- 語尾や口調を変える
上記はリライトではなく、ただのパクリです。コピーと変わらないですね。もちろん評価はされませんし、著作権侵害にすらなります。
さすがにこんな無駄なことをやってる人は今時いないと思いますが、これにちょっと手を加えた程度でも同じです。それがリライトですね。
例えば、ある記事を参照しながら書く、とかです。そんなことをしても、結局「言っていることは同じ」ってのは分かりますよね。
重複コンテンツ扱いされてパンダペナルティを受ける可能性も出てくるでしょう。
ツールを使った機械的なリライトはもちろんのこと、手動のリライトでも同じことです。
実際に、上記の文章をリライトしてみましょうか。
上記は書き直しというよりは盗作ですよね。模写じゃないですか。そんなんじゃ良質と見なされるわけないですし、法律的にも問題がありそうです。
訴えられたら嫌ですよね?そんな愚行を犯してる人もほとんどいなくなってますが、書き直したものに自分アレンジをちょっと加えた程度ってのも同じですよ。
最初と途中と最後に無駄な文を無理やり含めたりとかね。だって伝えてる内容は同じなんですから。
Googleが「意味」を理解してきている以上、どんな書き直しをしたところで、「伝えてることが全く同じ」と思われたら、それはもうコピーと変わらないわけですよ。
パンダのアルゴリズムに食われる可能性が高まります。
こんな感じでしょうか。これがリライトですね。
今も書きましたが、まだリライトとかやってる人はマジで「リライトコンテンツ=コピーコンテンツ」という認識を持った方がよいかと。
もしくは「リライト=最悪のSEO」とかね。
リライトによる4つのリスク
- 検索順位がアップしない
- サイト全体が低品質の評価を受ける
- 著作権侵害で訴えられる
- 成約が取れない
一つ一つちゃんと見ていきましょう。
リスク1:検索順位がアップしない
これは単純にSEOとして不利という話です。検索順位がアップしないってのは困りますよね。
何でアップしないのかって、そりゃーGoogleからコピーコンテンツとみなされて評価されないからですね。
一方、オリジナル色が強くてユーザの反応が取れている記事は、Googleから評価されて順位が上がってきます。
⇒アフィリエイトでコンテンツを差別化する基本2つとメリット3つ
リスク2:サイト全体が低品質の評価を受ける
これもSEOです。順位が上がらないだけならまだしも、サイト全体に悪影響を及ぼす場合もあります。
例えば、100記事中30記事リライト(ゴミ)があると、その30記事のせいで他の70記事まで評価が下がってしまうこともあるわけです。
これを回避するには、そもそもリライトコンテンツを作らないのが基本になりますが、もしすでにそういうゴミ記事があると分かっているならば、noindexをつけるか、削除ですね。
リスク3:著作権侵害で訴えられる
コピーコンテンツ(つまり誰かのパクり)は、だいたいどっかの誰かが見つけてオリジナルの本人に通報されてバレますよね。
そして「テメー何やってんだ法的措置取るぞボケ」みたいな展開に。たまに有名なブロガーさんが魚拓とって晒し上げてるのとか見ますね。
これは、コピーなので著作権侵害はあたりまえなのですが、コピーではなくリライトでもそうなる可能性はあるということです。
最近は、コピペチェック系のツールや、何%原文と合致してるかを確認するツールも容易く使えるようになってきてますしね。
完全コピーでなかったとしても権利者の気に障ったら、損害賠償請求を受けたりすることもあるでしょう。
リスク4:成約が取れない
リライト記事で成約を取るのは難しいです。
順位が上がってこないってのもあるのですが、仮に無理やりなブラックハットSEOで順位を3位くらいまで上げたとしても難しいです。
何故かというと、リアリティや具体性の低い記事はユーザにすぐバレるので、離脱されてしまうからです。適当にどっかのサイトの記事をリライトした程度の記事では、どう考えても「深み」が出ません。
ライバルサイトにはないオリジナルの要素があるからこそ、ユーザは記事をしっかり読み、「役に立つ情報だった」と思い、アクションを取ってくれます。
結構重要なことですが、どんなコンテンツだろうと、SEOで上位表示させれば成約が取れるというわけではないんですよね。
じゃあリライトせずに記事を書くには?
- すでに自分が経験してることを書く
- ネット以外から情報を得る
- サイトを参照する際の注意点
すでに自分が経験してることを書く
自分が知っていること、経験していることを書くのが一番ですね。
最初の参入ジャンル選定でも、モチベーション維持のためにはとりあえず自分が詳しいジャンルから入るのがよいと言われています。
これなら、リライトでにはならず、リアリティやオリジナリティも自然に生まれます。ただし、「自分が詳しいジャンル=稼ぎやすいジャンル」とは限りませんので、そこは調整していくしかないと思います。
⇒商品選定の基本!ASPで得意ジャンルの広告や報酬をチェック!
ネット以外から情報を得る
アフィリエイターはとにかく何でもネットで調べる癖がついてると思います。ですが
- テレビ
- 雑誌
- 人との会話
などからも情報を得ることはできるし、その方がライバル不在のキーワードが見つかったりもしますので、ネット以外からも積極的に情報を得ましょう。
⇒ライバルが少ないキーワードはテレビや雑誌などから見つけられる
サイトを参照する際の注意点
では、新しいジャンル、自分にとって未知のジャンルやテーマで記事を書く時、どうすればリライトと見なされないのか?
基本的には書籍を数冊買って一通り勉強するのがよいんじゃないかと思います。その土台となる知識があり、理解している状態ならば、自分の言葉で書くことができます。
ただ、どうしても書籍を購入するのが嫌で、ネットの情報だけを参照したいならば、1つの記事だけを参照するのではなく、同じテーマについて書かれている複数の記事をできる限りたくさん読みましょう。
そうして多角的に理解することにより、自分の中への落とし込みレベルが深くなりますので、リライトという枠を超えて、ユーザを満足させる新しいコンテンツが作れるようになります。
「俺なりの伝え方」みたいなものができないとマズイわけです。
まとめ
コンサルをしていて、サイト診断をお願いされたりもしますが、ブログやサイトを確認させていただくと、ライバルチェックをしていないと思われる方が結構多いです。
ライバルと同じようなことが書かれていたり、プラスアルファがない。「その他大勢」の中に埋もれてしまっている。リライトではないにしても、Googleからリライト(低品質コンテンツ)と判断されても仕方ない場合もあります。
その場合、もちろん順位は上がってきませんし、成約も取れません。SEOの観点からもその他の観点からも不利です。
コンテンツに自信が持てない方は、まず、自分が参入しているジャンルの知識を深める意味での再勉強も大事だと思います。