正規雇用と非正規雇用の格差など5点!自分で稼いでいく時代?
最近の経済状況をニュースや新聞を見てみると、アベノミクスの効果があるのか正規雇用のボーナスが高水準で上がったり、大学進学率が70%近くまで上がったりと景気の循環が良くなっている傾向がわかってくる。
■非正規雇用も安全になるの?
しかし非正規雇用の保証や収入に関しては今だに安心できるような事柄は出てきていないのである。今月に企業は非正規雇用者が5年以上働いたら、正規雇用にすることということを政府は義務づける政策をとった。
これはすでに韓国は同じ政策をとっていたが、韓国は3年だが3年働く前に企業側が契約を更新しないという方法をとるようになった。日本も同様の方法をとろうとしている企業が3割存在しているのが調べでわかっているという。
■いまだ年金をもらえる保証はない
厚生年金は国民年金より納付額が高く、それは企業と国が納付額のある程度を補てんしてくれるからなのだが、企業や国はそのお金を出すのが苦しい状況になってきているため、年金は自分で加入してくださいという企業が5割くらい存在している。
年金制度は将来は国民年金と厚生年金が一緒になる動きが出てきている。そして自分が年金を受け取れるようになる年齢が今20代、30代の人は受け取れる年齢に近くなっている頃にはもっと上がっているのである。年金は義務だが保証の面では薄れてきている。貰える保証が無いのだ。
■雇用格差は深刻
では非正規雇用者はいかに将来を考え、保証を作っていくかというと老後に使うお金は自分で貯金するようになっていく。あるいは正規雇用を望んで行動する人も出ている。雇用格差は顕著で不安を感じざるを得ない。
非正規雇用と正規雇用のなりたての年間の平均収入の差はおよそ100万円である。正規雇用といえど300万円台の年収の人も厳しい状況なのかもしれない。
■少しずつ就職氷河期から脱却はしているが
しかし希望があるとすれば、これからの景気には期待が出てきた。3,4年前にはなかった景気の上向きの話が世の中から出てきたのだ。就職氷河期からゆっくりと脱却している傾向にある。
今の若者に明るい世相が出てきた。就職活動まっただ中の学生は今がチャンスと言えるかもしれないが、あまりにも不安定すぎる土台では信用にたる制度などないだろう。
■これからは自分で稼ぎ方を考えていく時代
これからは自分の収入が低く、上げようと努力するのなら、今はインターネットを利用した商売がやりやすい時代だ。
正規雇用を求めて、自分のキャリアをアピールする企業を志望するのも一つの方法である。やりかたは様々にあるので自分で考え、人に助けを求めるのも良いだろう。
新しい時代に対応していくためにも、自分で貯蓄したり、稼ぎ方を考え、計画していく時代へと変化してきているのは間違いありません。