非正規雇用が安定した将来を手に入れるためには?
日本では全労働者に対する非正規労働者の割合が30%を超えて40%に迫っています。あれほど「非正規労働は良くない。正規雇用を目指せ」と謳って来たにもかかわらず、今では欠かせない存在にさえなっています。
■非正規雇用の不安
政府が示した雇用対策案でも、非正規労働者の処遇改善は盛り込んでも非正規労働そのものを撤廃する動きはありません。ということは今後誰でも非正規労働者になり得る可能性がある社会になってしまっているということです。
では非正規労働だと何が問題なのでしょうか。最大の不安要素は将来設計が描けないということです。
つまり将来設計を描くために必要な資金であるボーナスや退職金が見込めないため、マイホームが持てない、老後の生活が安定しない、子どもの教育資金が貯められないなど先々のことを考えると不安になるばかりなのです。
■給料水準は下がっている
それなら今のうちから少しずつでも貯めていくしかないのですが、給料水準が下がっているためそれもままなりません。社会保障費が不安視されているうえに自力での備えも出来ないのであれば生活は先細りしていくだけ。
ではどうすればいいのでしょうか。それはやはり自分で知恵を付けて対応して行くしかありません。
■浪費を抑える
特に非正規労働者は会社が、役所が、社会が何とかしてくれるといった発想は捨てて、むしろ自営業者のつもりで準備しておくことが必要です。
日々の無駄な出費(浪費)を抑える、ただの数千円でも貯めるクセを付ける、保険や税金といった公的制度で利用出来るものは無いか確かめるといった、些細なことをコツコツ重ねていくのです。
■自分のビジネスで対応していくしかない
更にある程度の資金が貯まったら少額でも投資やビジネスを開始することを考えに入れるべきでしょう。
様々な経済政策は大手企業には効果はあっても中小企業や労働者には当分回って来そうにありません。それならその恩恵を受けている企業から利潤を還元してもらえるよう株式投資や投資信託を行うのです。
あるいは、リスクを避けたい方には、大企業の商品やサービスを利用できるアフィリエイトなどのネットビジネスがオススメです。私もアフィリで会社の給料以上の金額を稼いでいます。
もちろんこれも知識無しには取り組めませんので、セミナーに参加したり関連の商材を購読するなど自分で知識を付ける努力をすることが大切になります。
「今のままではこの程度の将来設計しか出来ない」という考えは止めて「こんな将来にするために今から何を始めるか」というように自分で考える力がこれからの時代の人間には求められるのです。