年収に関係なく、30代から将来に向けて貯金するのは当たり前?
今の30代は昔のように働けば働く程、収入が増えてくるという状況ではなくなっています。お給料が上がらない中で、30代になると家庭を持って、子どもの教育費なども近い将来にかかるという状況が予測されるようになります。
30代の老後への不安は大きい
今の高齢者は年金がもらえていますが、30代が高齢者になる頃には年金制度がどうなっているのかもわかりませんし、老後の不安も大きいです。
子どもにかかる教育費、老後などたくさんのお金がかかることを考えると、今のままで大丈夫かと将来に対する金銭的な不安が大きくなっていきます。家庭を持たない、子どもを持たないという人でも、老後のお金は必要になります。
そこで30代のうちからお金を浪費せずに、しっかりと貯めておく習慣を身につけておく必要があります。
年収が多い人が貯金も多いと考えがちですが、年収が多くなくてもしっかりとお金が貯まる生活をしていて、年収が多い人よりもたくさんの貯金があるという人も多いのです。ではお金を貯めるためには、どうしたら良いのでしょうか。
お金を貯めるにはどうすべきか?
まずは月々の固定費を減らすことです。住宅ローンや家賃などは多くても収入の3分の1以下の金額にします。無理をしてローンを組んだり、家賃の高い家に住んで住まいにお金がたくさんかかるというケースも多いです。
保障をしっかりとしておくことは必要ですが、保険の額が収入に見合ったものかもしっかりと検討します。固定費を減らすことが、上手に節約するコツになります。
次に月々に貯金する額を決めておき、収入があればそこから先に貯金をしておき、残りで生活するようにするのです。こうすることにより、お金を使ってしまってなくなったという事態を防げることができます。
男性だけの収入に頼って生活するのは厳しい時代
家計簿をつけて、お金の流れを把握して、自分がどこで浪費しているのか傾向を知ることも大事になってきます。
また家庭を持っている人は、女性が働ける間に働き貯金を増やしておきます。今は男性だけの収入に頼って生活するのは厳しい時代なので、女性もパートを続けるなどしてお金を貯める生活をしていきます。
30代のうちから(投資やサイドビジネスなどで)お金を貯める習慣を身につけておくと、同じ収入であったとしても、浪費している人と比べて老後に残るお金は大きな差が出てきます。将来に不安があるならば、今から少しずつでもしっかりと備えを作っていきましょう。